出版社内容情報
シャン州のインレ湖の上で、10才のスミンミャがくらしています。読書が大好きなスミンミャの将来の夢は、学校の先生です。
内容説明
お寺にいくときは舟でいき、水あびのときは湖へざぶーん!湖の水をくふうして使うスミンミャの一家は、シャン州にあるインレー湖で水上に家をたててくらしています。勉強が好きなスミンミャの将来の夢は、小学校の先生です。小学校中学年から。
著者等紹介
森枝卓士[モリエダタカシ]
1955年、熊本県水俣市生まれ。大正大学客員教授。早稲田大学などでも食文化を講じる。高校の頃、アメリカ人写真家ユージン・スミスと出会い、写真家を志す。国際基督教大学で文化人類学を学び、以後、アジアをはじめ、世界各地を歩き、写真、文章を新聞、雑誌に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
75
完全なる水上生活を送っているのかと思ったら、陸地を歩いて移動することもあるんだね。夏、タナカを塗ったら少しは涼しく感じるかな?2022/01/16
Iku
19
インレー湖には行きませんでしたが、タナカはわたしも塗りました。ひんやり涼しかったです。ガイドさんによるとタナカって日本のタナカさんからきてるみたいですね。2017/09/04
猫
10
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズのミャンマー編。インレー湖の水上で暮らすインダー族の少女スミンミャの暮らし。子供たちや大人の女性が塗るタナカという木から作るクリームみたいなものは、ぬると涼しい感じがして日焼けしにくくなるのだそう。水上に家を建てて移動は船が中心とか、水に浮かんだ畑や蓮の繊維で作る布とか、馴染みのない文化が面白かった。2019/03/17
ツキノ
8
世界のともだち26巻。 湖の上でくらすインダー族。これは興味深い。子どもと女性が顔に塗る「タナカ」もおもしろい。昔から生活の知恵に基づいたくらし。『食べているのは生きものだ』の森枝卓士さんのレポート。2016/06/30
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
4年生冬休みおすすめ絵本のブックトーク。国語科の教科書で紹介されてい本や単元、著者の本などを紹介。隣国、戦争・内戦がある国、貧しいと言われている国に絞って紹介。誰もが友達になれそうだし、自分たちと変わらない日常を過ごしているのに、そこには大きな影がある…。2023/12/20