出版社内容情報
黄河の中流域にある町でくらすチューチン。週末に、芸術家であるお父さんのアトリエへ遊びに行くことを楽しみにしています。
内容説明
中国で2番目に長い川、黄河の南にある河南省鄭州。チューチンはここで、お母さんとおじいちゃんたちとくらしています。週末になると、芸術家のお父さんに会いに、山の中のアトリエへ。広大な土地を舞台に、チューチンはいつものびのびと元気いっぱいです。小学校中学年から。
著者等紹介
片野田斉[カタノダヒトシ]
1960年東京生まれ。明治学院大学卒業。NHK映像取材部助手を経て、週刊誌で活躍する。2001年以降、パキスタン、アフガニスタン、パレスチナ、イラクなどの紛争地を取材。中国に関するルポルタージュも多数ある。ニューヨークを拠点とする通信社、Polaris Imagesメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ゆみきーにゃ
72
すっごくひょうきんなチューチン。15年程前に行った中国と今の中国は大分違うんだろうな〜。やっぱり中国は春節は派手に祝うんだね。2021/12/20
のぶのぶ
35
中国とインドは、旅行に行ったので、現風景を見てあるので、親近感を感じる。中国は、20年ぐらい前に2回、行っている。観光もあるが、現地の方との交流もあったので、普通の家にも訪問をしてきたので、余計、身近に感じた。料理も懐かしい。学校は、六時間あるが、お昼に家に帰って食べてくるので、子供も教師も休憩時間がしっかりありそう。日本は、これがなくずっと仕事。ここを変えたい。中国も近代化され、豊かになっているが、まだまだ古きよきものが周りに混在しているようだ。やはり魅力がある国だなあ。また、行ってみたい。2019/03/03
ケディーボーイ
29
黄河の南にある河南省鄭州に暮らす、小学校5年生の女の子チューチン。 名字と下の名前が「朱鏡(チューチン)」。中国では自分の子供のことも、名字と下の名前を一緒にしたフルネームで呼ぶ。 学校の人数はやっぱり多い。60人以上のクラスはふつうらしい。 お父さん芸術家で嵩山にアトリエを持っている。 少林寺があるところなのか。 映画そのものの武術の修行。 旧暦の元日に帰るお父さんの実家までは車で2日かけて行くという。遠いな。そして日本の正月のようにグダグダ過ごす(笑)2022/03/08
猫
13
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズの中国編。おおらかで表情豊か。それでいて、大人に囲まれているので、空気を読むのが上手なよう。自立心を養うために家族別行動をすることは大けど、会えた時には嬉しそうに甘えるというのは、いい関係だと思う。一人っ子政策だけど、いとこはいるんだな。2019/01/11
ツキノ
11
中国の地方都市、黄河の南にある河南省鄭州に住む朱鏡(チューチン)は小学5年生。おとうさんは芸術家で離れて暮らし週に1回会いに行く。お正月休みが1か月あるとは!本を作ったエピソードとして2012年秋頃、北京では日本の本で紹介されるとうちの子の将来が心配、と取材を断られたとか…2016/02/13