出版社内容情報
首都デリーの大きな家で暮らすアルナブ。学校や塾での勉強にはげむアルナブは、家族に見守られ元気いっぱいに成長しています。
内容説明
アルナブは首都デリーにある大きな家でくらしています。「将来、だれとでも仲よくできる人になってほしい」と願う両親は、アルナブを毎年海外旅行へ連れていきます。アルナブは家族に見守られ、のびのび育つ小学生です。将来、ともだちになるかもしれないだれかの毎日。世界36か国で写真家が撮りおろした、「世界のともだち」シリーズ!小学校中学年から。
著者等紹介
桃井和馬[モモイカズマ]
1962年生まれ。写真家、ノンフィクション作家、桜美林大学特任教授。日本写真家協会会員。これまで世界140か国を取材し、「紛争」「地球環境」などを基軸に、独自の切り口で「文明論」を展開している。第32回太陽賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆみきーにゃ
64
勝手にインド=貧困のイメージを持っていたのでかなり衝撃を受けた。大金持ちの子、アルナブ。表紙の3枚の写真から既に貧困とは程遠い。アルナブの家庭より貧困家庭の方が多いって認識は間違い??2021/12/02
のぶのぶ
35
裕福な家の子なのだろう。年に2回、家族で海外旅行に行く、すごい。さすがインドという感じで、食べ物や多様な宗教などの紹介されている。運転手やメイドがいるのも、裕福な家庭ということもあるが、カースト制の名残もあるのだろう。学校の授業は、30分。やはり給食はなく、休み時間に食べてもよいようで、軽食を食べられ、ちゃんとした昼食は、帰ってきてから。何度も書くが、日本の日課が苦しくなっているのは、給食と昼休みの長さ。ここがブレイクポイントかも。インドに8年前に行ったが、きっと貧しい子たちは、いっぱいだろう。2019/02/03
猫
9
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズのインド編。インドの裕福層、半端なかった…すごい別世界。大きすぎる格差の話にも少し触れられている。 英語と数学が得意なことが重要っぽい。算数の授業とは別に暗算の授業があるっぽいけど、どんなふうに内容が違うんだろう?2018/11/11
ツキノ
9
インドの首都デリーに住むアルナブのリッチな生活。パンジャブ州出身の人は教育に力を入れ、商売が得意で海外で生活する人が多い。デリーでもパンジャブ州出身者が集まった住宅地がある。それと対照的なデリーの街の紹介もあり。お父さんは出版社を経営、お母さんは専業主婦だけれど芸術を大学で学んだのでデザインをしたりする。お母さんの実家はメイドさんが26人!アルナブが通うサッカーチームのメンバーはみんな運転手付きの車でやってくる…2015/02/22
ひつじ
6
インド、どちらかというと貧困層のイメージが強かったけどこのアルナブくん(深い海という意味らしい)は出版会社の社長さんのお家の生まれ、家に運転手とメイドさんと門番さんがいてバスルームつきの自室を持つ勝ち組小学生だった 子どもが恵まれた環境で生活できてるの見るとニコニコしちゃうな 公認語が20以上あるってすごいなあ それはもはや通じない事の方が多いのでは??アルナブくんも公用語であるヒンディー語、英語、両親の故郷の言葉パンジャブ語を話せるらしい ワールドワイドだな2021/08/23