偕成社版新・子どもの文学 ４年２組花のポシェット隊

倉橋 富雄【作】/守矢 るり【絵】

偕成社（1987/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 156p／高さ 23X16cm
• 商品コード 9784036393107
• NDC分類 K913
• Cコード C8393

内容説明

転校してきた赤石マリコが、すっごくかっこいい。タツコとエリッペに対抗していた、クラス委員のナギサも負けてしまいそう。なんとこの４人が、ポシェット隊をつくったのだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[cica*]

むかーし読んだ児童文学のシリーズ。最初は敵対関係にあった２人組の女の子とクラス委員の女の子が、転校生マリコの登場をきっかけに４人で「ポシェット隊」を結成する。もちろん、その名の通り４人お揃いのポシェットがメンバーの証で、小学生の時分オンナゴコロをくすぐられながら読んだ。それから、クラスの要注意人物である男子３人組とポシェット隊の攻防戦。 ちゃんと掃除しなさいよ男子ぃー箒とぞうきんで野球しないでよ男子ぃーな世界が可笑しい。 教室の床下に秘密の空間があったら…という展開にわくわくしながら読んだ。

[あんにん]

小学生以来の再読。 たまたま自己分析をした時に、昔好きだった本のひとつとして思い出す。 お揃いのポシェット、転校生、友情モノと子供心をくすぐられる要素がたくさん。絵も好き。 4人組の中だとやっぱりマリコに憧れた。 昔の小学生はなんだかアクティブだなぁ。

2021/07/27