出版社内容情報
コンピュータで2コマアニメーションをつくるソフトをテーマにした授業実践例を、コミック風のストーリーで紹介。 小学校中学年から
内容説明
このシリーズは、コンピュータを活用した総合学習として、画期的と評価された、著者の学級の実践記録をもとに作られています。苅宿学級の実践のなかから、先生方がコンピュータを活用した授業や総合学習を、構想したり、デザインするときに、とくに参考になるテーマをとりあげました。第1巻では、子どもたちが、はじめてコンピュータと出会うときに、もっとも適した「2コマのアニメーションをつくるソフト」をつかった総合学習を紹介してあります。「かんたん」で、作品をつくっていくうちにコンピュータに自然に慣れてしまうところが眼目です。苅宿学級でも、最初にとりくんだ実践です。小学中級から。
目次
コンピュータでおもしろいことって?
「ぱたぱた」で絵が動くぞ
作品第1号ができた
いいとこさがしの名人
勇気をだして「わからない宣言」
おもしろいものってなに?
世界じゅうの二拍子をさがせ!
うまくいかないときが進歩のきっかけ
自分の名前がついた機能
どんどんつくること、それがなによりおもしろい
名作「心臓時計」ができるまで
発表会のほんとのたのしみ
著者等紹介
苅宿俊文[カリヤドトシブミ]
1955年東京都生まれ。小学校教諭を18年間勤める。現在、大東文化大学専任講師。専門は教育工学、学習環境論で、おもに、情報コーディネータの育成や、過疎地小規模校などの学校現場への学習支援をおこなっている。著書に、『子ども・コンピュータ・未来』(ジャストシステム)、『コンピュータで子どものやる気を育てる』(講談社)などがある
つだかつみ[ツダカツミ]
1947年東京都生まれ。御茶ノ水美術学院でデザインを学んだ後、イラストレーターとなり、第1回読売国際漫画大賞に入選。現在、広告・出版の世界で幅広く活躍している。おもな作品には、『がんばれ!赤ちゃんラッコのラリー』『イラガのまゆのなぞ』『アリに智恵はあるか?』『あくびやオナラはなぜでるの?』(以上、偕成社)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。