出版社内容情報
動植物由来の資源を発電の燃料として使うバイオマス発電。その仕組みと現状を、Q&Aや未来構想などもまじえながら見学方式で紹介し
内容説明
この本では、間伐材や家畜のふんなどをつかった環境にやさしい「バイオマス発電」や海水温の差を利用する「海洋温度差発電」などについて、くわしくみていきます。小学校高学年から。
目次
1章 生物のパワー(生物のパワーがエネルギーになる!;バイオマス発電;教えて!バイオマス発電;バイオマスエネルギー活用法;もっと広めるにはどうしたらいいの?;疑問解決!!バイオマスQ&A;夢じゃない!!近未来のテクノロジー)
2章 まだある!そのほかの発電(海洋温度差発電;熱電発電;振動発電;燃料電池;天然ガス)
3章 電気の「つくる・送る・つかう」(これからの日本のエネルギー;日本で自然エネルギー利用を広めるには?)
著者等紹介
飯田哲也[イイダテツナリ]
環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長。1959年、山口県生まれ。京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻修了。複数の環境NGOを主宰し、21世紀のための自然エネルギー政策ネットワーク(REN21)理事、国際バイオエネルギー協会理事、世界風力エネルギー協会理事なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこしま
26
小学生高学年でも理解できるかなぁ?大人の言葉を研いで研いでも、まだ砕ききれてないかもしれませんが、知ってもらうだけでもありがたいです。◆藻谷氏著の「里山資本主義」では木質バイオマスが蒸気ボイラーに使用されてることが紹介されてます。川崎市など400箇所にバイオマス発電所があります。◆また温度差発電では海洋だけでなく、実際に東京ドームがある後楽園の下水処理場にて地区内だけ供給されてます。◆棄てるものは極力利用する。母校の隣の研究室と入社した部署で地下鉄の排熱をボイラー利用にする計画を。全ては考え方次第ですね。2015/04/04
Doraneko358
0
非常におもしろい自然エネルギーの未来が色々と書かれている良書である。子供達などにぜひ読ませたい本だろう2015/07/20
-
- 電子書籍
- 気高き獣の愛を知れ2巻 Berrys …
-
- 和書
- 深田祐介の憂国十番勝負