出版社内容情報
吉凶通りに一軒、また一軒と、ふしぎな力をもった新しいお店がふえていく……。いよいよ物語はメインストーリーへ!
健次郎は妻と娘の3人で、散策がてら、穴場的な料理店を見つけるのが好きだ。ある日、3人は、さびれた通りにある一軒の定食屋に行き当たった。中に入ると、かべにびっしりとメニューが書かれていた。「四方八宝菜」「しょうがない生姜焼き」「ホラーラーメン」「うなるうな重」……。(冒険バーガーセット)
邦彦は商店街の奥に、レンガ造りのレトロな映画館を見つけた。お金を払ってなかに入ると、ほかにお客さんは一人もおらず、貸し切り状態だ。このとき、席に座った邦彦に奇妙なことが起こった。これから見る映画の内容も、俳優の顔も、なにひとつうかんでこない……。(わくわく綿菓子と共鳴館)
【目次】
内容説明
物語の舞台は吉凶通りに!吉凶通り。この通りには、むかし商店街があった。いまでは、空き店舗がのこされたさびれた通りだ。しかし、最近、ここに開店するお店がふえてきたという。いったい、吉凶通りになにが起こっているのか?
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県生まれ。『水妖の森』(岩崎書店)でジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』(小峰書店)で、うつのみやこども賞受賞
jyajya[ジャジャ]
福岡県生まれ。2011年にフリーデザイナーとして独立。イラスト制作などを中心に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆっき
28
吉凶通りシリーズ第4弾。吉凶通り商店街がにぎわってきた。魅力的で不思議なお店が次々と開店。表紙の定食屋さんのメニューが気になります。次はどんなお店が開店するのか楽しみです。2025/10/22
coldsurgeon
8
孫娘に渡す本。このシリーズの面白さの一つは、ドラえもんの便利道具のようなアイテムが、お菓子や料理などの形で提供されるところ。銭天堂紅子というキャラクターが中心となり、今回も物語は進む。銭天堂のある通りが、いくつかの新規開店により不思議さを増していくのが楽しみな展開だった。2025/09/30
食パン
0
小32025/10/30




