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ゆたかな命のために―ホスピスで出会った生と死

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784036346509
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8395

出版社内容情報

ボランティアとしてホスピスを訪れ,残された時間を精一杯生きる患者さん達と出会った著者が,豊かな命を生きることの意味を語る。   小学校高学年から大人まで

内容説明

「ホスピス」という言葉を聞いたことがありますか。ボランティアとしてホスピスを訪れた著者は、自分の死を見つめながら、のこされた時間を精いっぱい生きる患者さんたちに会いました。マニキュアをぬったおばあちゃん、クリスマス会で国定忠治の殺陣を演じるおじいちゃん、そして、体力のおとろえていく中で九枚の童話のさし絵を描きあげた北村春夫さん。多くの患者さんとの出会いは、「ゆたかな命」を生きることの意味を考えさせてくれたのです。小学中級から。

目次

1章 ホスピスの暖かい時間(死んだらどうなるの?;人間は、どんなときに死ぬのかな;ホスピスとの出会い ほか)
2章 患者さんからの贈りもの(マニキュアをぬったおばあちゃん;生きている、生かされている;国定忠治の涙 ほか)
3章 生きること・死ぬこと(「死んでいく人」は「生きている人」;ほんとうのことを伝える;クオリティ・オブ・ライフ―ふたつのプリン ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

火星人碧

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ホスピスでボランティアをする著者の体験記。以前から興味があった。しかしたとえボランティアでも、自分はお呼びじゃないと思う。印象深いのは、ホスピスは死を待つ場所ではなく、残り少ない時間を精一杯生きる場所であるというところだ。ほとんどの人がベッド上で、その時を待つところだと思っていた。この先、10年20年と人生の残された人にはとうてい及ばない濃い毎日を、ホスピスでは誰もが送られている。生のホスピスが描かれていて、大変に分かりやすい。ますます興味を持った。自分はきっと、こういう場所にいたいのだ。働く人として。2018/01/26

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