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出版社内容情報
乱獲と海洋汚染のため減少している北海のアザラシを守るため、保護・治療に尽力するオランダ・アザラシ病院の人々の記録。 小学校中学年から
目次
1 さあ、海へかえろう
2 風車の村のアザラシセンター
3 アザラシセンターの一日
4 動物ずきの少女レイニー
5 ひろがる活動の輪
6 よし、ヘリを飛ばせろ
7 わたしがここの医師になります
8 毎日が冒険―ジョン船長
9 悪夢のような大量死
10 なぜアザラシは病気になるの?
11 世界にひろがる活動
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kino06
12
アザラシ幼稚園が知られる前に読んでる方々がいる!オランダのアザラシ保護施設が日本のSNSによって大ブームになった今、この本は廃刊なのが惜しまれる。ぜひ復刊を!センターの成り立ちや活動のことがよくわかったし、写真を見ると今と変わらない様子に驚く。来年施設が移転したらより良い環境になるといいですね。この活動が注目されて寄付金が集まったのは素晴らしいことだと思う。環境保護に対する意識も高まったのでは。SNSの力はすごいな。2024/09/15
退院した雨巫女。
6
《私-図書館》アザラシにとって、住みにくい海にしてしまったのは、確かに人間かもしれない。救うために、努力しているアザラシ病院の存在を知ってよかった。2018/11/28
かやは
5
1994年初版。それが現在になって広く読まれることになったのは「アザラシ幼稚園」という言葉がTwitterで話題になったからだ。1979年に動物好きの女性レイニーがオランダのワッテン湾近くに動物病院を開いたことから始まった。レイニーは獣医だったわけではなく、自ら研究し、仲間や賛同者を集めてそれをアザラシ研究リハビリセンターにした。彼女の熱意に敬意を表したい。2024/11/09
ふーちゃん
3
アザラシ幼稚園界隈から来ました。(紹介して下さった方ありがとう!)1人の女性から始まる、大きな保護活動のうねり…情熱や苦悩などが、子供でも読める分かりやすい文章で書かれていました。環境保護活動は自分からかなり遠い存在で、今回も流行りに乗ってアザラシ可愛い〜ぐらいの気持ちから入ってきたので、アザラシ研究リハビリセンターの活動を知れてとてもよかったです。アザラシ勿論可愛いのだけど、スタッフさんに美味しいごはん食べてほしいと思いました…いつもお疲れ様です、活動ありがとうございます!2024/09/18
のん@絵本童話専門
0
動物好きな主婦だったレイニーが、アザラシの保護活動を始め、世界的に知られるあざらしセンターへ。アザラシが大量に病気になり、死んでしまう原因は、ひとえに人間による海洋汚染であり、子どもたちや報道を通して環境保護を説く。2024/03/27