出版社内容情報
重い障害のためにひとりで動いたり食べたりできない宏子。先生と交換日記をするうちに、閉ざされていた心が少しずつ開いていきます。 小学校高学年から
内容説明
宏子は重い障害のため、ひとりではうごくことも食べることもできません。お母さんや妹たちのいる家をはなれて療護園で生活し、養護学校へかよっています。5年生になったとき、担任の渡辺先生から日記を書くことをすすめられました。とまどいながらも、タイプライターを使って日記を書きつづけるうち、閉ざされていた心が開いていくのです。
目次
プロローグ―4月の日記
渡辺先生のお休み―5月の日記
やさしいお父さんがいたら―6月の日記
おとなになった日―7月の日記
木下先生の家―8月の日記
夢の中で歩けたわたし―9月の日記
先生は笑わせマン―10月の日記
花咲かじいさんのお姫様―11月の日記
年のくれ―12月の日記
訓練はつらい―1月の日記
バレンタインデー―2月の日記
渡辺先生からのおくり物―3月の日記