チア・ブックス ふたごのルビーとガーネット

ウィルソン，ジャクリーン【作】〈Ｗｉｌｓｏｎ，Ｊａｃｑｕｅｌｉｎｅ〉/シャラット，ニック〈Ｓｈａｒｒａｔｔ，Ｎｉｃｋ〉/ヒープ，スー【絵】〈Ｈｅａｐ，Ｓｕｅ〉/小竹 由美子【訳】

偕成社（2001/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 222p／高さ 22cm
• 商品コード 9784036312207
• NDC分類 K933
• Cコード C8397

出版社内容情報

いつも一緒だった性格のちがうふたごが、それぞれに自分の道を歩き始めるまでをユーモラスにえがいた物語。　　　小学校中学年から

内容説明

「あたしたち、女優になるの！」「むりよ。演技なんてできない。」活発で行動的なルビーと、おとなしいガーネット。性格は正反対だけれど、いつもいっしょにいるふたごの秘密の交換ノート。二人で一人のようだったふたごが、それぞれの個性を発揮し、自分の道を歩きはじめるまでの物語。英国で「スマーティーズ賞」「チルドレンズ・ブック賞」を受賞した人気作品。小学４・５年生から。

著者等紹介

ウィルソン，ジャクリーン［ウィルソン，ジャクリーン］［Ｗｉｌｓｏｎ，Ｊａｃｑｕｅｌｉｎｅ］
１９４５年イギリスのバースに生まれる。ジャーナリストを経て作家となる。現在、イギリスで最も人気のある作家のひとり。作品に、『おとぎばなしはだいきらい』（カーネギー賞候補）『バイバイわたしのおうち』（チルドレンズ・ブック賞、産経児童出版文化賞）『みそっかすなんていわせない』（邦訳はともに偕成社）、“Ｔｈｅ　Ｉｌｌｕｓｔｒａｔｅｄ　Ｍｕｍ”（ガーディアン賞）“Ｌｉｚｚｉｅ　Ｚｉｐｍｏｕｔｈ”（チルドレンズ・ブック賞）など、多数

シャラット，ニック［シャラット，ニック］［Ｓｈａｒｒａｔｔ，Ｎｉｃｋ］
１９６２年イギリスのロンドンに生まれる。美術学校を卒業後、雑誌や児童書のイラストレーターとして活躍中

ヒープ，スー［ヒープ，スー］［Ｈｅａｐ，Ｓｕｅ］
１９５４年に生まれる。ハルのアートカレッジで絵を学んだ後、児童書のイラストレーターとして活躍中

小竹由美子［コタケユミコ］
１９５４年東京に生まれる。早稲田大学法学部卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[おはなし会 芽ぶっく]

一卵性双生児のルビー（姉）とガーネット（妹）は、病気でママを亡くし、パパとおばあちゃんと４人暮らし。見かけはそっくりでも性格は正反対な二人は、パパの彼女ローズを認めずいじわるばかり。でも少しずつ二人の心に変化が現れ、それぞれの道を歩んでいくことになったとき、成長を感じます。

2021/08/25

[リラちゃん]

ジャクリーン　ウィルソンさんの本は感動できる本が多いのでオススメです！

2012/10/14

[チクタク]

“ガーネットを”ではなくて“ガーネットの描いた絵”をスー･ヒープが描いてるのか。当初、ニック･シャラットの描いた二人を見て、見分けがつかない…と思ってしまった。『ガールズ・オウン』を買っていったおばさんは、作者本人の様な気がする。

2014/02/04

[timeturner]

ルビーのあまりの横暴さとガーネットのうじうじした性格に嫌気がさし、途中でやめようかと思ったが、あとからあとから興味をひかれる出来事が起こるので、ついつい読まされてしまい、最後には作者の思うつぼにはまって涙をふいている始末。

2014/01/10

[Kaori]

初めて本で泣いたのがこの本。

2014/04/06