出版社内容情報
障害児トビアスの兄姉と父が、母親の死後、弟の成長を見守り、たすけながら描いた本。読む人にふかい感動をあたえる本です。 小学校低学年から一般むき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
67
2017年59冊め。シリーズ2作め。ダウン症のトビアスについて彼の兄姉が書いた絵本。1作目出版から間もなく母親が亡くなり、今回は父親の監修で書かれている。家庭内療育に関して独自の方法で行えているのがわかる。兄姉が4人いるというのが彼にとって大きな支えだろう。2017/01/20
鈴
36
「私たちのトビアス」続編。前編では赤ちゃんだったトビアスが3歳に。悲しいことにお母さんは2歳のときに亡くなってしまったが、お父さんが引き継いで本を出版。兄や姉、お父さんからの愛をたっぷり受けながらトビアスは遅い成長ながらもしっかりと成長した。兄姉の存在は大きいだろうなぁー。2017/02/18
ヒラP@ehon.gohon
26
前作が出された後に、編者だったトビアスの母親がなくなりました。 この本は、母親の遺志をついだ、父親によって編集されています。 兄弟たちも「この本を天国のママもきっとどこかで読んでくれる」と、後押しをしてくれたそうです。 絵本からはちょっと逸脱した育児書の感があります。 事細かい関わりを見ていると、トビアスの障害を感じさせないばかりか、子育てとは何かを、教えられているような気になりました。 愛情に包まれた、奮闘努力の本です。 2021/10/16
ochatomo
10
シリーズ2作目 前作を書いた母がトビアス2歳の時に亡くなり、本作は家族全員で文・絵をかいている 腰の関節を強くする等具体的な訓練を描写 原題“Våran Tobias blir större” 元本1977年 1978刊2021/06/08
youxian♬*゜
3
トビアス2冊目。末弟の成長を支援している兄姉たちからの本。『へ~、そうなんだ』と教えられることもありながら読了。どうなってるのかな、トビアス。2020/06/02