出版社内容情報
やっとつかまえた大どろぼうは,巧みに脱走 しかも警官の姿に変装して,ふたたび現れたのです。カスパールとゼッペルが大活躍。 小学校中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
63
図書館本。子どもの頃に夢中になって読んだ本。第一巻で大どろぼうのホッツェンプロッツが、カスパールとゼッペルの機転で逮捕されてからの物語。ホッツェンプロッツは悪知恵を働かせてなんと脱走してしまう。そして、カスパールのおばあさんを人質に取ってある要求をするが、果たしてどうなることやら。児童書なので、テンポよく話は進み、読みやすくて楽しい。★★★★☆2019/06/03
さつき
56
今回も美味しいものから物語がスタート。焼きソーセージとザワークラウト!そして、留置されていた消防ポンプ置き場から脱出したホッツェンプロッツの復讐が始まります。個性的な新たな登場人物も加わって、ドキドキハラハラの展開でした。『みたびあらわる』も楽しみです。2018/01/18
マリリン
50
プロイスラ―が紡ぐシュールなストーリーに、トリップの表情豊かな挿絵がよく似合う。やきソーセージやザワークラウト、ベーコンと玉ねぎ入りのきのこスープが美味しそう。登場人物のキャラが愉しい。占い師の賢婦人が魔法をかけそこないワニのようなダックスフンドになったヴァスティが、スープに加えたコショウのように良い味を醸し出す。同著者の「クラバート」で交わしたコメントがきっかけで知った本作品。うっかり三部作の真ん中「…ふたたびあらわる」を借りてしまったけど、他作品も読みたくなった。2023/07/23
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
50
シリーズ2。留置されていた消防ポンプ置き場から脱走した大どろぼうホッツェンプロッツ(見なくても名前をスラスラ言えるようになりたい・・笑)が復讐をするお話。千里眼を使える魔法使いとその飼い犬が新たに加わる。やっぱり味のある挿し絵が実にいいです。中村浩三さんのあとがきも読み応えありました。毎週木曜日が焼きソーセージとザワークラウト。本場の食べてみたい。シリーズ3も楽しみです。2019/03/04
Shoko
28
図書館。一晩に2章ずつくらい読み聞かせ。結構、長くて、大変だったけど、感情込めて、面白おかしく読みました。ソーセージ(外国のだから、きっと大きいよね?などと子供と想像しながら)が、美味しそう。食べれて、良かった良かった!上の子(小2)に読んでいるけれど、傍で聞いている2歳児も最近では「ホッツェンプロッツ!」と言えるようになりました。2016/03/23