水と地球の研究ノート<br> 消えない水たまり

水と地球の研究ノート
消えない水たまり

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  • サイズ A4判/ページ数 31p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784035439400
  • NDC分類 K452
  • Cコード C8340

内容説明

公園の水たまりにサンショウウオのたまごかあったよ、と子どもたちに教えられたカメラマンのタケシン。行ってみると、たしかにサンショウウオやカエルのたまごが。でも水たまりは浅く、すぐにかわいてしまいそう。ところが水はなくならず、サンショウウオやカエルもぶじ育ち…水たまりについて調べてみると、話は「地層のでき方」「大地の変化」といった大昔のこと、森の木々、さらに「雨」「地球をめぐる水」といったことにまで広がる。小学校中学年から。

著者等紹介

武田晋一[タケダシンイチ]
1968年、福岡県生まれ。福岡県直方市在住。山口大学と山口大学大学院で生き物のことを学んだ後、生き物の写真家としてスタート。日本自然科学写真協会(SSP)会員

ボコヤマクリタ[ボコヤマクリタ]
1970年、兵庫県生まれ。イラストを中心に、企画を立てたり、絵や文を書いたり、まとめたりという、本を作る仕事をしている。『凹工房(ぼここうぼう)』の名前でも活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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遠い日

3
「水と地球の研究ノート」第4巻。山のふもとの公園にある水たまりは、なぜか1年中、水が乾かずそこにある。梅雨時には溢れ、小川のように流れ出す。よく見ると少しずつ水がしみ出る場所があった。こんな小さな水たまりに、カスミサンショウウオやニホンアカガエルが卵を産み、育っていることを観察し続けるうちに、わかってきた水たまりと地層、古代からの大地の変化、雨などとの関わりまでに広がっていく考察が興味深い。身の回りの水や水場が、地球規模の話になっていくところが、すごいのだ。2014/10/01

ビシャカナ

0
だれもが素通りするような公園の水たまりにサンショウウオが生息していた、それも卵を産んでいた。水がなくなりそうだが雨が降れば水かさも増える、だがほどんど乾いて泥溜まりになることもある、それでも水が枯れないのは湧き水があったからだった。そしてイノシシのぬた場にもなり、春になればまたカエルやサンショウウオが卵を産みにやってくる。工場や家が並ぶ都市のすぐそばにも、地下水は流れて自然が循環している。2023/05/26

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