偕成社ワンダーランド
まよわずいらっしゃい―七つの怪談

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784035403708
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

内容説明

ゾクッとする話、クスッとわらえる話、キュッとせつない話…7種のこわさがあじわえます。小学校中学年から。

著者等紹介

斉藤洋[サイトウヒロシ]
昭和27年東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。現在、亜細亜大学教授。『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞、その続編の『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。平成3年、路傍の石幼少年文学賞受賞

奥江幸子[オクエサチコ]
東京都生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

44
子供向けの怪談だと油断?してましたが いやいや 大人でも充分楽しめる?お話でした。ほん怖テレビみたいな出だしで ストーリーにもゾクゾク‥ ブルートレインや、ボートの話、エレベーターの話はサムッとなりました。最後のお話は切なくて悲しかったです。シリーズモノで未読が2冊 早く読んでみたくなります。ちょっと怖い話が好きな人にお薦めです。2017/10/09

千穂

42
西戸先生の怪談クラブシリーズ第2弾。クラブのメンバーたちが持ち寄った怪談を朗読。今回のテーマは乗り物。口裂け女は私の小学生時代にもあったが、乗り物は出てこなかったなぁ〜ある城下町の人力車あたりが、すーっと背中が寒くなる。児童書だけど大人も十分楽しめる。2017/10/28

栗かぼちゃ

11
ミニカーの話、何だかしんみりしちゃった。死後にたくさん乗ってくれて家まで送り届けてくれて、その上1番お気に入りだったってことまで伝えてくれたら泣きたくなっちゃうな。そしてシリーズ通しての再読終了、大人になっても面白い。またこの集まりに参加出来る日を祈って。2022/07/24

まりにゃ

9
十数年前に読んだ『ひとりでいらっしゃい』は、その不思議な後味が、妙に印象に残っている。最近ふとしたきっかけで、その続編が2冊出ていることを知り、図書館の児童コーナーから借りて、じっくり読んでみた。結果、こういう怪談こそが、私は好きなのだなぁ、ということがよく分かった。今どきのホラーは、ただ心臓に悪いだけで、外国製っぽくて、全く情趣に欠けるものが多い。でも、斉藤洋のこのシリーズは、現代的な日本情緒があって、好き。1作目が1994年、2作目が2004年、3作目が2010年の刊行。期間の空き具合にも、味がある。2016/08/24

深青

8
怪談クラブ第三回目のテーマは「乗り物」です。皆様の怪談を楽しみにしております。と、今回も始まりました怪談クラブ。口裂け女に色々なパターンがあったなんて、初めて知りました!それにしても「ポマード、ポマード」なんて懐かしい。今風にすると…「ワックス、ワックス」とか?(笑)乗り物がテーマなんで、偏りそうだ…なんて思ってましたがそんなことはなかった。どれも怖いですが、エレベーターが一番嫌で怖かった。2014/01/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/615631
  • ご注意事項

最近チェックした商品