出版社内容情報
「くるみ割り人形」にあこがれていた有希は、クリスマスの前夜、不思議なおばあさんの力で、本当に物語の世界に入りこんでしまう??。 小学校高学年から
内容説明
有希のワープした世界は「くるみ割り人形」の物語の中。クララもフリッツもドロセルマイヤーもでてくるのに、有希の知っている物語とはどこかちがっていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二藍
5
タイトルに惹かれて。最悪なイヴを過ごした主人公のユキが、おなじみ『くるみ割り人形』の物語世界に迷いこむお話。そこには同い年の少女クララがいて、ドロセルマイヤーも訪ねてくる。だけど元の『くるみ割り人形』からどんどんずれてゆくずれてゆく……。シビアすぎることもなく能天気すぎることもない、読者にやさしめの児童書だと思う。個人的にはクララとフリッツ姉弟と両親との関係修復を願いたいところ。2014/02/22
咖哩麺。
4
1998年12月初版発行。2023/03/20
sakko/さよ
2
1/2回り下の子が「子供の頃にこの人の本好きだった」と言っていたので図書館にて。女の子が好きそうな要素がいっぱい詰まっていて、協力してくれる大人がいて、悪人が悪人のままでは終わらなくて、現実世界でもまるく収まる。良質な児童書ファンタジー。とってもたのしかった! 線の細いふわふわとした挿絵も可愛くて好き。子供の頃に読んだら夢中になっただろうなー。98年刊2014/06/04
アンジェリケ
1
たまに児童書を読みたくなるときってありませんか?今回はこの本。「くるみ割り人形」の物語に入っていくお話。でも私くるみ割り人形の話よく知らなくて。知らなくても読めるお話でした。2009/09/05
古倉
0
好きだったなぁと思って
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- 和書
- IZON.紡ギ禄