偕成社ワンダーランド<br> ひとりでいらっしゃい―七つの怪談

偕成社ワンダーランド
ひとりでいらっしゃい―七つの怪談

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  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784035401308
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

兄の忘れ物を届けにいき大学の校舎で迷ってしまった隆司は、西戸助教授の「怪談クラブ」にまねかれた・・・。   小学校高学年から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

50
『まよわずにいらっしゃい』と前後しましたが 今回も面白かったです。『きつねの面』もゾクリとしたし、『富士見トンネル』も怖かったです。最後の『信二のつりざお』は親友に最後に会いに来た信二君 涙が出そうになりました。エピローグで、西戸助教授が実際には居ない人だと知って 最後にもゾクリと・・・。このシリーズ 3冊しか出てない様ですが 続けて欲しいシリーズです。第三段も早く読みたく思います♪2017/10/17

千穂

48
大学生のお兄ちゃんの忘れ物を届けに大学へ行った怖い話好きな僕。たまたま入った部屋は西戸先生主宰の怪談クラブ。僕も怖い話を披露することになり、学校の怪談、むらさきばばあの話をする。クラブのメンバーも順に怖い話を披露する。西戸先生の研究室は実在するの?本当は夢オチ?来月は第2日曜日。ひとりでいらっしゃいって!このシリーズ他の作品も読んでみよう。2017/10/18

川端

17
★★★☆☆ 小学生のときに学校の図書館で読んだ児童書。なぜか急に読み返したくなって、本屋にわざわざ取り寄せてもらい購読した。当時は背筋がぞくぞくして、夜中にトイレに行けなくなるほど怖かったのを思い出した。奥江幸子さんの印象的な挿絵が読み手の想像力を掻き立てる。自分に子供ができたら読ませてみたい。良書でした。2018/02/16

まりにゃ

13
再読してみた。10数年前読んで記憶していたのは、鮮やかなエピローグの落ちと「富士見トンネル」のみで、残りはキレイに忘れていた。おかげで、新鮮な気持ちで読むことができた。1994年7月発行なので、バブルの頃の作品と言える。初読当時は何とも思わなかったのだが、怪談にも人間の温かみが在ることを、今回感じられた。20数年後の今、日本社会から、まさに消えつつある‘人間同士に通い合う温かみ’だ。そういう意味で、シリーズ3作の中でも初巻である本作が、一番好きかも知れない。2016/09/08

深青

12
兄の忘れ物を届けに行った大学で、迷いこんだのは摩訶不思議なクラブ。毎月テーマを決めて怪談を一人一つ披露するそのクラブの名前は「怪談クラブ」さてこの度のテーマは「子供」です。一つ一つの怪談はそこまで怖い!ってことはないです。だけど、色々な事を考えると段々うすら寒くなっていきます…。でも、面白かったー。続きも読みたいものです。2014/01/10

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