出版社内容情報
コンビニの駐車場で僕はおじさんによびとめられた。「お金、ほしくない?」(「おいしい一時間」)「1時間」にまつわる5つの物語。
内容説明
コンビニの駐車場。菓子パンを買って外へ出たぼくは、おじさんによびとめられた。「お金、ほしくない?」おじさんは、まるでぼくの心を見すかしたようにいった。「きみは、なにもしなくていいんだ。それで一日千円が手に入る」ぼくの心は、すでに大きくゆれていた(「おいしい一時間」)。「一時間」をめぐる五つの物語。小学校高学年から。
著者等紹介
中島梨絵[ナカジマリエ]
イラストレーター。書籍の装画や雑誌挿絵などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
47
ん?(; ̄Д ̄)?何気に怖い話!Σ( ̄□ ̄;)2018/10/20
スノーマン
20
なんとなく選んだ本だったけど、どの話も児童向けにしてはスパイスが効いて、とても面白かった!特に、村上しいこ『おいしい1時間』というタイトルから想像しなかった結末!2021/03/22
ふじ
15
おいしい…食べもの系の短編集?ではなくて、「1時間」の短編集でした。児童文学者協会の方で構成されていて、内容も安定感があるがバッドエンドもあり、編者に廣嶋玲子さんの名があり納得。小学校高学年あたりの朝読に良さそう。でもあまり動かないけど、シリーズを棚に揃えて並べたら動くかな。2021/09/21
kitten
12
図書館本。1時間をテーマにした短編集。 表題作のおいしい1時間が、かなりショックな話で、 なんだかドラえもんを思い出した。最後の「デート」が 少しドキドキした。これ、小学生向けだよね、と。 2017/07/17
青いトリ
6
「おいしい=たべもの」だと思って読んだら、全然違いました! 5人の作家さんが書いた、5つのお話。全部面白いと思う前に終わってしまいました。2018/07/12