出版社内容情報
悪魔とかじ屋/黄金のツグミ/カラスの王さま/ゆうかんなリヨン等、フランスの経済や文化をささえた農民達に語り伝えられた11編。 小学校中学年から
目次
悪魔とかじ屋
ふたりのラバひき
黄金のツグミ
カラスの王さま
ゆうかんなリヨン
7人のきょうだいと妹
小さな白ネコ
かしこいツグミ
マルティーグ村の話
あの世からきた男
ネズミのおかみさん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めぐ
5
フランスの民話を10種類以上集めた短編集。3歳児に読み聞かせたが、まだ絵本でないとつまらないようで、悪魔と鍛冶屋の話だけを聞いて、もういいと言われてしまう。残りは自分で読んだが、ブルゴーニュの7人の兄と娘の話は子どもの頃に聞いたことがある。フランスには7人の兄が動物になってしまい、それを救う娘の話が色々あり、これはカラスだが、鹿になってしまうバージョンも聞いたことがある。確か似た話がロシアにもあったはずだ。今から沢山お伽話を思い出したり、覚えたりして、子どもが寝る前などに話してやれたら良いな2024/02/20
のん@絵本童話専門
1
このシリーズも古いながら読みやすく、面白い話が詰まっていてとっても良い!グリム童話のような長めの冒険メルヒェンもあれば、滑稽な笑い話もあり、昔話ならではの積み上げ話など、バリエーション豊か。七羽のカラスや白雪姫、くったのんだわらった、他、大抵のお話が類話を読んだように思う。笑い話が好きなので、悪魔とかじ屋、マルティーグ村の話、あの世からきた男が好き。2024/03/12