出版社内容情報
「ぼくの犬が死んだ!」愛犬を失ったさびしさとやり場のない怒り?。少年は周囲の暖かい思いやりと助言でやがて成長をとげる。 小学校低学年から
内容説明
ぼくの犬が しんじゃった!かわいがっていた犬を 失った さびしさと、やりばのない怒りにかられた ジェミーは、家族のみんなの あたたかい おもいやりで 悲しみのそこから たちなおっていきます。愛するものとのわかれ、命のゆくえについて、幼い読者にわかりやすく説き、深い感動につつむアメリカの名編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Incisor
4
生まれたときからずっと一緒に過ごしてきた犬が死んでしまったジェミー。悲しみにくれるジェミーに寄り添う家族それぞれのことばが心に響く。読者としてジェミーに寄り添うように読んでいたら、寄り添われていたのは自分だと気づき、あたたかい気持ちになった。2022/07/27
のん@絵本童話専門
1
難しい感情を表現した素敵な作品だと思いました!!赤ちゃんのときから共に過ごしてきたペットのキングが死にます。死を受け入れることがなかなかできないジェミー。そこへ新たに赤ちゃん犬がやってきて…。おばあちゃんと話すことで死と肉体と魂の行方について、少し理解できたジェミー。ペットだけでなく愛する者との別れに広く通じる死生観が描かれています。偕成社「世界のどうわ傑作選」はちょっと古いですが歯ごたえのある名作ぞろいでどれも傑作です!!低・中学年~2022/05/22
ようこ
1
地味だけどとても心にしみる素晴らしい本。大好きな人と別れた時にこの本を取り出して読み返してみたい。挿絵も素晴らしい。2009/10/26
くもりーな
0
★★★★★