出版社内容情報
ロッタちゃんは、末っ子のみそっかす。早くお兄さんやお姉さんのように、一人前に遊びたくてたまりません。大人気の幼年絵童話。 小学校低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
33
お姉さんのマリヤが語る3歳のロッタちゃんのこと。堆肥の山で雨に打たれたり、もう可笑しくて可笑しくて。その訳がまた微笑ましい。歯医者さんでのまさかのちゃっかり具合、汽車の窓にサラミをくっつけるエピソード、パンケーキの葉っぱ…どれも子どもらしさにあふれ、生き生きとしてて最高です。おばあさんとおじいさんの家の"みどりのべっそう"や"おもちゃの家"、大人ながら憧れます♡2023/04/13
かおりんご
19
児童書。ロッタちゃんシリーズ第2弾。今度はロッタちゃんのお姉ちゃん、マリヤ視点。ロッタちゃんは、3歳。お兄ちゃんお姉ちゃんが、ロッタちゃんと遊ぶのに苦戦している様子が描かれます。家族のほのぼのした日常。こちらも低学年向けではありますが、一人読みビギナーには手強い作品です。2019/10/03
おはなし会 芽ぶっく
17
ロッタちゃんのひっこしは読んでいましたが、こちらが最初なんですね。マリヤお姉さん目線の子どもたちの日常、楽しい遊びを考えつきます。小さくてもおしゃまなロッタちゃんにタジタジです。2022/05/01
ツキノ
14
ロッタちゃん、最高!これは姉のマリヤが語り部となっていて、3歳になったばかりのロッタちゃん、兄のヨナスとのおもしろおかしい毎日がわかる。なんでも試してみて、一見おかしな行動にもちゃんと理由がある。ママが雨が降るのは麦やじゃがいもがよく伸びるように、というのを聞いて雨にうたれる、歯医者に行ってどうしても口をあけない、お隣のベルイおばさんはノアのはこ舟に乗ったと思い、おばさんが乗らなかったと答えると「どうしておぼれなかったの?」と訊く。パパのセリフもいい。こんな素敵なおはなしだったとは!2015/09/04
wasabi
5
【松江市鹿島公民館蔵】雨でびしょ濡れになって、煤で真っ黒になって、それでも強情っぱりのロッタ。末っ子の気持ちってのが分からないけど、兄ちゃんや姉ちゃんと対等に遊びたい気持ちは分かる。しかし、こんなやんちゃな子どもを3人も抱える親はたまらんね。2016/10/12