出版社内容情報
400点以上の動物、昆虫、魚が、アマゾンの熱帯雨林や北極の海、アフリカの砂漠など生息環境ごとに登場するパノラマ自然大図鑑。 小学校中学年から
内容説明
さまざまな動物とその生息環境の断面図を描いた図鑑。「シロアリ塚」「熱帯の水辺」等動物や環境で分類して掲載。見開き2ページで地上から地中まで生息環境を断面で表し、生息環境の特徴・動物の特徴や生態・動物間の連鎖を解説する。巻末に動物名の五十音順索引がある。
目次
ビーバーの巣
シロアリ塚
熱帯の水辺
熱帯雨林
森の生活
オークの木
南極の生活
北極の生活
いその生物
ミツバチの巣
アメリカの砂漠
うみのなか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
18
意欲作だと思う。でもさ、小さいよ。断面。もっと大きく切ろうよ。生物が入り切っていないのは意味がない。もっと大きく。すべてを。そうすればより面白くなる。アイデアは面白い。かなり昔の作品だし。でもさ。陳腐なんだよ。今の時代。追いついてない。素晴らしく惜しいとしか言いようがない。私ならもっと面白くできる。まだまだアイデアがある。でもしょうがない。私の作品ではないから。諦めるしかない。だってアイデアはないのだから。2019/01/29
ジョニーウォーカー
18
シロアリの塚から南極大陸まで、動物たちの営みや生態系のシステムを断面図で解説したとてもユニークな一冊。とくに氷山から深海までを豪快にぶった切った、折りたたみ4ページにわたる北極圏の断面図は圧巻。一方、ビーバーの巣にいたっては、外敵から身を守るための優れた構造に感嘆し、子供を世話する母の姿になんだかホクホクした気持ちにさせられる。こんなに上質な図鑑がすでに絶版となり、プレミア価格でしか手に入らないことがとても残念だ。図書館本。2009/08/05
けんとまん1007
17
いやあ~素晴らしい!見ていて飽きることがない。それどころか、見るたびに、発見があるような絵本。あっ、ここにもいた!という繰り返し。しかしまあ、よくぞここまで描いたものだと思う。そのためには、どれだけの観察と調査があったのだろうと想像するだけでも、凄いことだ。そこで、改めて感じたことは、この地球という星は、本当に豊かで複雑な生き物たちの関係で成り立っているのだということ。もしかすると、人間が一番、仲間外れなのかもしれない。2016/03/06
遠い日
7
あらゆる自然を断面で切り取って縦、横に見ていく。生き物の暮らしから生態系に至るまで、小さな自然(巣など)から大きな自然(南極圏、北極圏)まで自在に巡るのがいい。みんな繋がっていることがよく理解でき、人間もまさに自然の一部だとわかる。大きくページを開く仕掛けも数箇所あり、見ごたえあり。2017/06/04
Wisteria
7
凄いなぁぁぁ!自然と動物と昆虫の生命の営み。この地球を舞台に、まさに生きている。2017/02/14