出版社内容情報
人間の言葉をしゃべれる子ねずみのゴル、ゴーン、ゾラ。
父の「チーズと自分は見うしなうな」との教えをむねに
チーズ屋で人だすけをしたり、ゆうれいをよびだす会にもぐりこんだり
ねずみとり男と対決したり、だいぼうけんをくりひろげます。
短いおはなし、3つが入っています。
「青の読み手」シリーズ屈指の人気キャラクター、
パルメザンの家族が活躍する物語です。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
148
突然目の前に現れては、風のように走り去っていくねずみが、もし突然立ち止まって声をかけてきたらどんなに驚くだろう。誰もいないはずなのに、どこかからひそひそと話し声が聴こえてきたりしたら、ちょっと恐ろしい。物語に出てくる三匹のねずみ、ゴルとゴーンとゾラが大活躍。読み終えてから、ゴルゴンゾーラだと気づいたのは鈍感な私。怪しい霊媒師やねずみとりが上手な男が出てきたり、4話が収録されている。お気に入りはチーズの神さま。美味しそうなチーズの塊がたくさん並んだ高級チーズ専門店でのハプニングが、ユーモアたっぷりで面白い。2025/09/15
えつ
13
可愛い装丁に惹かれた作品。人間の言葉を喋ることができる子ねずみのゴル、ゴーン、ゾラ。 父・パルメザンの「チーズと自分は見うしなうな」という教えが面白い。ねずみだからそうなるのか。どのお話も面白かった。絵も可愛くて最高でした。NetGalleyにて。2025/09/20