まほろ公園で、ふりむけば

個数:
電子版価格
¥1,386
  • 電子版あり

まほろ公園で、ふりむけば

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月12日 00時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 1400/高さ 19cm
  • 商品コード 9784035306207
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

町にねむる思い出と子どもたちがであったとき、
ごくふつうの公園ではじまる
5つのふしぎな物語。

キミコに植えこみの奥から声をかけてきたのは、草を編んだお面をつけた人。ふしぎなことをたのまれます。「草のお面」

マユがおじいちゃんと歩いていたら、グラウンドの真ん中に古い電話ボックスがありました。電話のベルが鳴りはじめます。「もしもし、もしもし」

ピアノのレッスンに気乗りしないナオキは、誰もいない公園でふしぎな女の子と出会います。「雪空ピアノ」


公園に集まった、たくさんの人。結婚式、それともなにかの撮影でしょうか。近づくと、おじいさんに声をかけられます。「アルバム図書館」

小さな翼をもつペガサスのメメに乗って、ショウタはどこかなつかしい場所へやってきます。「メメ」


::::::::::::::::::::::::::::::::
 今では、「まほろ公園」という名前は知っていても、その意味がわかる人は、あまりいないかもしれません。
 だいたい、まほろ公園で遊んでいる子のほとんどは、〝まほろ〟の意味を〝まぼろし〟のことだとかんちがいしているようです。
 なかには「まぼろし公園」とよぶ子もいます。
 文字が、にているからでしょうか。
 それとも、ほんとうに〝まぼろし〟を見た人がいるからなのでしょうか……(本文より)
::::::::::::::::::::::::::::::::

内容説明

ごくふつうの公園からはじまる5つのふしぎ。町と人の思い出がひびきあうあたたかな短編集。

著者等紹介

藤重ヒカル[フジシゲヒカル]
千葉県我孫子市生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、建築インテリアの仕事に従事。そのかたわら、飯野和好氏に師事、絵本・童話をかきはじめる。『日小見不思議草紙』で日本児童文学者協会・新人賞受賞、ミュンヘン国際児童図書館ホワイトレイブンズ選定。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遠い日

3
思い出や記憶は人を作るよすがだと、常々わたしは思っています。その意味では土地や場所にも、そのような蓄積がなされても何の不思議もないように感じます。この物語の舞台となる「まほろ公園」は60年前に洪水で町が流された時に、思い出たちがたどり着いた場所。時折見える不思議なものや人は、そんな思い出たちから立ち返ってくるのです。山茶花が咲き誇る神社の跡は、そんな思い出たちと繋がった人々と過去とを結びつける場所。時間は堆積し、過去は今と繋がっていることに安心もし、ちょっぴり寂しかったりもするのです。2025/01/24

ゆき

1
図書館で見かけてジャケ借り。笑 中身は知らず表紙に惹かれて借りた一冊だったけど表紙にこのお話の全部が詰まってるなんて!1話目が裏表紙なので気がつきにくく、2話目でようやく「あれ?!」と表紙を眺める。お話と優しい絵のタッチがとてもよくあってて素敵。▼かつて水害があった街の不思議なお話。幽霊っぽい少し日本の仄暗い怖さがあるのだけどファンタジー要素もしっかりありでちょうどいい塩梅。草のお面の下が気になる…。▼各お話がちょうど最後で繋がってくるのも楽しい仕掛け。小学生高学年にお勧めしたい。2025/04/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22281289
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品