内容説明
わたしの名前は、はなえ。子どもの本のお店「トムソーヤー」の女主人です。黒星警部にたのまれていつのまにやら探偵のまねごとをすることになってしまいました。小学3・4年生から。
著者等紹介
杉山亮[スギヤマアキラ]
1954年東京に生まれる。1976年より保父として、各地の保育園に勤務。手作りおもちゃ屋“なぞなぞ工房”を主宰
小松良佳[コマツヨシカ]
1977年、埼玉県に生まれる。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業。在学中、漫画研究会に所属。第2回「創作キャラコン学生大賞」ほのぼのキャラ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なると
18
娘と一緒に読み終えた後に、ほら絵に犯人のヒントがあったじゃんとか、注意深く読めば次に起こりそうなことわかるでしょ~こういうの推理小説っていうんだよ、と解説したら、そうだね~!私好き~!と目が輝いた。よし、このままいってくれ。本の楽しさをほんの少し手ほどきするだけで全然違うかもと実感しまたした。2015/07/30
absinthe@読み聞かせメーター
11
6歳の娘に読み聞かせ。赤いドアの家。娘は答えをあと一歩まで見破った。本書は3個の謎があるが、どれも面白い。杉山さんの推理はかなり苦しい展開の作品もあるが、本書の3作品はどれも秀逸だと思う。2016/11/13
おはなし会 芽ぶっく
8
『もしかしたら名探偵シリーズ』の杉山亮さんの児童書。主人公のはなえさんは『わんわん探偵団』に登場しています。子どもの本のお店「トムソーヤ―」の主人であるはなえさんが、探偵のまねごとをするおはなし。1つのおはなしが、事件編と解決編に分かれていて、事件編で自分なりに考えてから、解決編を読むことになってます。『もしかしたら名探偵シリーズ』のほうが面白いなぁ。『赤いとびらの家事件/犯人はカポネ?/にゃんにゃん大行進』2020/04/01
Saku
6
さっき娘と図書館に行って借りてきた本。シリーズ二作目。子供用ミステリーだけど結構面白い。10分位で読み終わるところも良い。一話目の「赤いとびらの家事件」だけど、気を失った成人男性を広場に運ぶって相当大変で時間かかると思うけど、絵画教室中にちょこっと抜け出してアリバイ成立するほどの短時間では無理じゃない?とツッコミをいれたくなる。まあ子供用なので、細かいことは言ったらダメなのかな。2016/04/03
nikoru
4
新しくて面白い探偵の話です。主人公のはなえは天才の知能で解いた。すごい :-)2019/03/05