出版社内容情報
動物は人間のくらしのにおいに敏感です。動物のにおいの地図を通して環境問題を考えます。 小学校中学年から
内容説明
動物は人間のくらしのにおいに敏感だ。動物のにおいの地図を通して環境問題を考える。
著者等紹介
宮崎学[ミヤザキマナブ]
1949年、長野県に生まれる。精密機械会社勤務を経て、1972年、独学でプロ写真家として独立。『けもの道』『鷲と鷹』で動物写真の世界に新風を巻き起こす。現在、「自然と人間」をテーマに、社会的視点に立った「自然界の報道写真家」として日本全国を舞台に活躍中。1978年『ふくろう』で第1回絵本にっぽん大賞。1982年『鷲と鷹』で日本写真協会新人賞。1990年『フクロウ』で第9回土門拳賞。1995年『死』で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞受賞。現在、長野県駒ヶ根市在住。日本写真家協会会員
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感想・レビュー
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kinkin
32
動物写真家、宮崎学氏の本。図書館の子供向け図書コーナーで発見! 予想通り面白い本だった。薄いけど中身は濃い。日本に住む多くの動物のフンやフンに集まる昆虫。開いたとたんに、紙オムツにとまるハエの姿にショック。夏に海岸に行くと海水浴にきた家族が捨てたと思われる紙オムツを何度も見ているので余計に衝撃を受けた。ビニールやタバコのフィルター、輪ゴムが混じったクマのフンなど。ニオイで生活している動物たちが、人間の残した残飯などのニオイで暮らしていることを知った。おすすめ!2015/01/09
ochatomo
10
図書館の壁貼クイズで、糞のにおいが“言葉”とあり借りた 環境を“みんながつながっている世界”と定義 オオサンショウウオが川上から流れてくる残飯の頭や骨を待っていることに驚く シリーズ全5巻 2002刊2020/12/10
のん@絵本童話専門
1
宮崎学さんの捉えた、身近な生き物たち。ゴミの山の中、食べ物を漁っている生き物たちの写真は、見ていて気持ちの良いものとは言えない。環境問題についても、深く考えさせられる。2022/02/23
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