内容説明
もうすぐ冬休み。なにして遊ぼう。テス、リリー、ロージー、3人のいとこたちは、ぬいものをならうことにしました。90歳のホワイトさんの家で、3人は、ぬいものだけでなく、とてもたいせつなことをならいました。思い出を書きとめるということです。小学校中級から。
著者等紹介
ライラント,シンシア[ライラント,シンシア]
1954年生まれ。「メイおばちゃんの庭」でニューベリー賞受賞。「ヴァン・ゴッホ・カフェ」「十月のみずうみ」「人魚の島で」「天国に近い村」など、情感豊かな作品を次々と発表し、各国で高い評価を受けている
ハルパリン,ウェンディ・アンダスン[ハルパリン,ウェンディアンダスン]
スクール・ライブラリー・ジャーナル年間ベスト賞、ニューヨークタイムズ年間ベスト賞などを続けて受賞、アメリカで人気の高いイラストレーター
市河紀子[イチカワノリコ]
東京生まれ。児童書出版社勤務を経て、現在フリーランスの編集者として、おもに詩集や絵本の編集に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
50
【児童書】【小石通りのいとこたちシリーズ3作目】季節は冬に。主人公の3人の少女達は何げない日常を楽しくする天才だと思う。90歳の友人、ホワイトさんに縫い物を習う。そのお礼に古い写真や手紙の整理を手伝う。今はメールやLINEがあるから手紙を出す事が殆ど無くなっている。美術館に出掛けるとついつい買ってしまうポストカードが増えてきて、素敵なカードで手紙を出したいと願いつつも出す先が無いという…。便利なのも考えものだと思うこの頃。1332019/04/24
ぶんこ
37
クッキーを売ったことがご縁となって90歳のホワイトさん、そしてマイケルさんとの交流が続いています。冬休みを使っての楽しみは縫い物と決まりホワイトさんに習いに行きます。ホワイトさんが素敵な歳の取り方をされていて、思い出が上手に残されているのに感心しました。何でも捨ててしまう自分が損した気分。もっと思い出を大事にしなくては。登場する人たちがみんな毎日を楽しく過ごしているのが読んでいて気持ちいいです。さて、続きを読みましょう。2019/11/19
カタコッタ
15
3人のいとこたちの冬休み。ホワイトさんに縫い物をならうのはとてもいい選択。エレノア・ルーズベルトがお友達、って設定ですが、凄すぎです。米国は冬至にもプレゼントを渡し、ご馳走を食べるのですね。素直で実行力のある3人の女の子達、これからが楽しみです。2024/03/30
千尋
10
『小石通りのいとこたち』シリーズ3巻*小石通りの空色の家にルーシーおばさんと一緒に住んでいるテス、リリー、ロージー*3人のいとこの女の子たちは以前にお誕生日にクッキーを届けて知り合った90歳のホワイトさんに縫い物を教えて貰います*心が温かくなれる素敵な冬の物語**2013/06/22
mntmt
9
屋根裏部屋に憧れるなぁ!今回の幸せポイント:カップケーキ、日記帳、マドレーヌ。2021/06/03
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