出版社内容情報
目の不自由な少年デイビットの飼っていた、ねこがゆくえ不明に?。障害をもつ子どもと動物との愛を描く感動の童話。 小学校中学年から
内容説明
目の不自由な少年デイビッドにとって、ねこのパーキンスは友だち以上の友だち、なにをするにもいっしょです。ところが、思いがけない事件がおこり、パーキンスはゆくえ不明に…。悲しむデイビッドにとどけられたおみやげとは。からだの不自由な子どもと動物との心のつながりを作者の体験もふまえてつづる、感動をよぶ童話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
自分記録用 『あなたもブックトーク 第1章学校でブックトーク テーマ みえるってどんなこと?みえないってどんなこと?』視覚障碍者理解の学習で。『こんにちはあかぎつね!』→『くらやみでもへっちゃら』→『転校生こはな』→『みえないってどんなこと?』→『もうどうけんドリーナ』→『ねこのパーキンスのおみやげ』→『ポケット詩集』 旅行から帰ってきたデイビッドは、大事なネコのパーキンスを抱っこして、「このねこ、パーキンスじゃない!」と叫びました。デイビッドは目が不自由なので抱き心地で分かるのです…。2020/04/07
timeturner
3
目が不自由な人には犬となぜか思い込んでいたけれど、猫が好きな人だってそりゃいるよね。ペットは愛情の対象であって、役に立つ道具じゃないんだもの、と改めて思った。2015/09/13
ジョセフィーヌのねこ
2
目が不自由なデイヴィッド君のねこへの愛情に共感。私にもかけがえのない猫さんがいるから。それにしても、ここに登場する大人たちの鈍感さと言ったら!おじいちゃんだけが子どもの心がわかる大人。おじいちゃんがいてよかった。2018/07/09
ち~にゃん♪
2
人と動物の愛情は言葉ではいい表せないもの、目に見えるものではないなと改めて感じました。私自身かなりのネコ好きなのでとっても楽しく読めました( ´∀`)/2017/08/12