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出版社内容情報
2018年に逝去したかこさとし氏は、240余りの小さなお話の原稿を残し、自ら編んで、さまざまなお話の種類に分類していました。「動物のおはなし」「日本のむかしばなし」「生活のなかのおはなし」「世界のおはなし」です。まだ本にしていないお話や、雑誌に掲載されたり、紙芝居としてかかれたお話を、亡くなる直前まで手を加えたり挿絵を描いて、童話集として編集をしていたのです。どの巻も、文字を読み始めた小さな子から小学生くらいの子どもたちに向けて、どこから読んでも楽しめるおもしろいお話をいっぱい収録しています。
1巻は、3冊あるうちの「動物のおはなし<その1>」。からすのカンタくんの成長のお話「おむすび山のカラスちゃん」から始まり、お寺の境内でありんこたちが大きなお菓子を見つけて大騒ぎする「こってりチョコ菓子じけん」、1953年に初めて大型紙芝居として描かれた作品を元にしたナメクジのお話「おすましヌルちゃん がんばりヌラちゃん」、両親を亡くした8ひきのこぶたたちが、親切な大人たちの助けによってアイスクリームやさんを始めて大繁盛する「こぶたのアイス さあどうぞ」など、バラエティに富み、かこ氏の子どもたちに向けたまなざしや励ましがつまったお話が29話も楽しめます。
内容説明
かこさとしさんは、たくさんのおはなしをかいていました。この巻は、動物がでてくるおはなしばかりが入っています。どこからよもうかな?まいにち一話ずつよもうかな?小学校低学年から。
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
加古里子。1926年現在の福井県越前市に生まれる。1948年東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。民間化学会社研究所勤務のかたわら、セツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社した後は、子どもの本の執筆に専念。また児童文化の研究者でもある。作品は、物語絵本、科学・天体・社会関係の知識絵本、童話、紙芝居など多岐にわたり、500点以上。1963年サンケイ児童出版文化賞大賞、2008年菊池寛賞、2009年日本化学会特別功労賞、2012年東燃ゼネラル児童文化賞、2017年巌谷小波文芸賞などを受賞する。福井県越前市に「かこさとしふるさと絵本館〓(らく)」と、かこさとし監修による多くの絵本の要素がつまった「武生中央公園」がある。2018年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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