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内容説明
ファウストの家、ドナウ川の水の精、ゆうれいのさけぶ声、魔弾の射手ほか、悪魔に魂をうばわれた話、水の精に命を捧げる話、死に神の話など―自然への畏敬と生命の尊さを語り伝える、世界の民話と伝説。小学校中学年から。
著者等紹介
植田敏郎[ウエダトシロウ]
1908年広島県生まれ。東京大学独逸文学科を卒業後、ドイツに留学。『ジェームス・クリュス選集』全5巻(講談社)で第10回日本翻訳文化賞を受賞。1992年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
59
本巻は図書館に旧版がなく改訂版を。「ファウストの家」、これ大好きだったやつ! 血しぶきがべったり、挿絵も相まってずっと忘れられない話。悪魔がまったく登場しないのに、悪魔に魂を売って地獄に堕ちたと如実に物語る見事な作品。本巻は他にも悪魔との契約ものが多い。このタイプの話はどっちに転んでも好き。バツ印の仄めかしがたまらない「古い酒ぐら」も好き。「風になるがい骨」は程良く切なくて良い。「ヘビのおよめさん」は切なさ振り切れ過ぎ。【オール・ハロウズ・イヴ(All Hallow's Eve)Horror読書会'23】2023/10/04
あたびー
32
ハロウィンの日に。容赦なく怖い子供向けシリーズ。口切り「ファウストの家」は映画にもなっている伝説。その他お化けの出る粉挽き小屋、悪魔との契約、異類婚姻譚、西洋版野ざらしなどなど。悪魔はまんまと獲物の魂を手に入れたり、反対にとんちでやっつけられたり。2023/10/31
takaC
11
恐ろしい話の紹介。恐ろしさはあまりない。2011/09/18
エプロンくらぶ
2
6年生の朝の読み聞かせ。 「エミリーの赤い手ぶくろ」と「古い酒ぐら」の2話を。 ハロウィン前なのでホラーを選びました。2017/10/30
ともこ
1
ちょっと幼稚すぎたかも。でも、さくっと怖い話が読みたかったので気分転換にはなりました。これを頭の片隅に入れながら世界旅行したら面白いかも2022/01/07