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内容説明
顔のない女、ゆうれいの出る家、鐘の音にこもるうらみほか、世にもふしぎな話、ゆかいなゆうれい話など―こわさのなかにも、ユーモアと想想力があふれる、世界の民話と伝説。小学校中学年から。
著者等紹介
白木茂[シラキシゲル]
1910年青森県生まれ。日本大学英文科卒。翻訳家・作家として英米児童文学の紹介に力をつくす。日本児童文芸家協会常任理事、国際アンデルセン賞国内選考委員などを歴任。1977年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
53
読んだのは旧版全13編(改訂版は全10編)。本巻で覚えていたのは「しゃれこうべと女の子」。まず覚えたての「しゃれこうべ」の響きが好きだったし、ホットケーキを作ってしゃれこうべと分け合うという展開も強烈だった。今読めば単純に面白い話、くらいなのだけど、怖さと楽しさ、心細さと安堵感がごちゃ混ぜのこの話は子供心に響いたのだろう。「墓場の友だち」もうっすらと。お酒は取り返しが付かない失敗に繋がる、って教訓だろうか…。「ゆうれいの出る家」等、気持ちの良いハッピーエンドも多い中、「鐘の音にこもるうらみ」はやるせない。2023/10/02
takaC
7
他の巻でも似たような話を読んだような気がしてきた…2011/09/28
こま
2
幽霊の話、あれこれ。良い幽霊も悪い幽霊も強い幽霊も弱い幽霊も出てくるけど、人を殺せる幽霊はいない模様。掃除で幽霊をやっつける乙女の話が好きだ。2014/04/30
羊男
0
★1974/05/17