内容説明
ヘンテ・コスタさんがつくったへんてこもりでふたたびまるぼにであったなかよし四にんぐみ。おかしをたべにいこうとしたら、「ほんのなかみがにげちゃったの」と、ホンリエーヌちゃんがやってきた。そこでまるぼは、たちまちそうさくたいをけっせい!5歳から。
著者等紹介
たかどのほうこ[タカドノホウコ]
1955年、函館市に生まれる。東京女子大学文理学部日本文学科卒業。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)、『いたずらおばあさん』(フレーベル館)で、路傍の石幼少年文学賞を、『十一月の扉』(リブリオ出版)で産経児童出版文化賞を受賞。札幌市在住
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感想・レビュー
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mug
51
へんてこもりシリーズ4作目。 今回はなかなかまとまった時間が取れず、 4回位に分けて読んだ😅 にも関わらず、毎回出てくる 『きまぐれろのうた』😂 巻末に楽譜が載っているんだけど、 これがまた耳に残る💦 家事をしながら、 お風呂に浸かりながら、 自転車に乗りながら… つい口ずさむ私を遠目に見る子どもたち😳 本が終盤に差し掛かるとようやく、一緒に歌ってくれるように。笑 で、肝心の内容は… 本から飛び出していってしまった“きまぐれろ”を見つけるため みんなで探しに行く、というもの。→ 2021/11/22
アルピニア
49
【高楼方子 11月の扉を開けよ読書会】シリーズ第4巻。そらいろ幼稚園のなかよし四人組が、電車ごっこをしながらへんてこもりへあそびにいきました。「まるぼ」といっしょにお菓子を食べに行こうとすると、ホンリエーヌちゃんが困っています。「本のなかみが逃げちゃった~」よし、みんなで電車に乗って探しに行くぞ!被害者続出で捜索隊もどんどん増えて・・。困ったちゃんだけどなんだか憎めないきまぐれろでした( *´艸`)まるぼまんじゅうはどんな味なんだろう♫巻末に楽譜付き♫2018/11/28
かおりんご
20
児童書。まるぼのお菓子を食べに行こうとした四人の前に、困り顔のホンリエーヌちゃんが現れる。本の中のきまぐれろが、本から飛び出してしまい、お話の続きが読めないというのだ。そこで、きまぐれろ捜索隊を結成。みんなできまぐれろを探しに行く。一番最後に歌の伴奏がついているから、読み聞かせながら歌うのが良さそう。低学年から一人読みできます。2019/09/30
遠い日
10
そらいろ幼稚園の裏のへんてこ森の楽しい仲間の楽しいお話。気まぐれ坊やの「きまぐれろ」はいつでもころころ気持ちを変える。そのおかげで頼まれごとはいつまで待っても実現されず、みんなは困ったりいらいらしたり。縄電車で行くへんてこ森のあちこちで、出会う不思議はおかしくて、くすくす。まるぼのお茶は、欠かせないラストの楽しいシーン。2014/02/28
ume 改め saryo
9
いやー、今回も壮大なストーリーでした(笑) 新しいキャラクターも増え、個性的な役者ぞろいです(^^) 真打はラスト1/5のなって、ようやく登場したら、あっという間に空の彼方へ(笑) とーーーても 気まぐれな奴でした(笑)(*^^*)2012/04/25