出版社内容情報
自分のせいで足をおったガラスの馬を追って、すぐりは、ガラスのいきものたちの世界へ飛びこんだ!幼年向け冒険ファンタジー。 小学校低学年から
内容説明
ガラスのうまをおってすぐりのぼうけんがはじまる。物語のたのしさをしりはじめた子どもたちにぴったりの長編幼年童話。小学2・3年生から。
著者等紹介
征矢清[ソヤキヨシ]
1935年、長野県生まれ。早稲田大学第二文学部露文科卒業後、出版社で児童書の編集に携わってきた。作家としても、子供の感性によりそった数多くの童話や絵本を発表している
林明子[ハヤシアキコ]
1945年、東京生まれ。横浜国立大学教育学部美術科卒業。絵本作家。登場人物のしぐさや表情からいきいきと心の動きがつたわってくる絵本は、多くの子どもたちから愛されている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
29
読友さん繋がりで十数年ぶりに本棚から取り出して読んだ。「第40回野間児童文芸賞」「第20回新美南吉児童文学賞」ダブル受賞の帯が挟み込んであり、その時に本屋で表紙に一目ぼれして買ったと思い出す。物語はすっかり忘れていたけど、これは正統派幼年向け「行きて帰りし物語」だなー(^-^)すぐりのせいで足が折れたガラスの馬。「大事なものだから」「これは大人のだから」と言われると余計触りたくなる子供時代の感じを思い出す。挿絵の美しさは勿論、今回林さんの草木、生物の正確な絵にあらためて感動。書籍の最後、スグリの絵が素敵。2019/01/13
ミーコ
28
素敵な表紙に惹かれタイトルにも興味を持ち借りてみました。両親が大切にしているガラスのウマ、すぐりの触ってみたくなる気持ち分かります。故意に足を折った訳じゃないのですが・・・ 水汲みを投げ出さず ちゃんとやりきった すぐりは偉い❕ こんなファンタジーも良いですね2019/02/25
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
すぐり(主人公)はガラスのうまを触ってみたくて戸棚から出したら前足が折れてしまった。慌ててテープで直したら、うまは走っていってしまう!すぐりが追いかけるとガラスのモノたちがいる世界へ迷い込む。失敗は誰にでもあるけれど、無かったことにはできない。子どもの頃ってちょっとの失敗でも大事件のように感じてしまうものですね。恐れずに冒険して沢山学ぶことができたね。2019/01/16
naotan
14
読み聞かせ。故意じゃないにせよ、傷つけてしまったガラスのうまを追いかけて、色んな教訓を得ながら冒険するファンタジー。すぐりのあきらめない心に、娘も何かを感じ取ったようです。2021/02/19
刹那
11
林明子さんの絵があるので借りました。林さんの本全部読んだつもりがまだなのがあったのです(๑´罒`๑)ガラスのうま✯2017/06/14
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