内容説明
この本では、「1桁の数でわるわり算」を土台にして、「2桁や3桁の数でわるわり算」へと進みます。数が大きくなっても、「なるほど、ほんとにそうなんだ」と納得しながら答えを出すために、タイルとともに、「ふしぎなわり算箱」が登場し、「片手かくしさん」「両手かくしさん」が活躍します。そして、楽しみながら、「大きな数でわるわり算」ができるようになると子どもは、わり算が大好きになるとともに、人類の知恵を自分自身のものとした喜びをもつことができるでしょう。
著者等紹介
まついのりこ[マツイノリコ]
1934年、和歌山県生まれ。武蔵野美術大学卒業。自分の子どものために制作した手づくり絵本を出発点に、数多くの絵本を出版。知識絵本の分野で、物語性をとり入れた、新しい形式の絵本を意欲的につくりだしている。また、紙芝居の独自性を追求し、多くの作品を発表している
松井幹夫[マツイミキオ]
1927年生まれ。東京高等師範学校卒業。1959年、明星学園の教師となり、数学教育の改革を志す。タイルの活用などによって、子どものつまずきをなくす抜本的な教授法を創造した数学教育協議会の中心的メンバーとして活躍、50年にわたって、数学教育改革の研究に努める。1983年、人間の自由と自立の教育の実現をめざして、自由の森学園の設立に尽力する。1995~1997年3月同学園学園長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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