出版社内容情報
いつのまにか、えんぴつが問題を解いていた。知りたがりのえんぴつとぼくの不思議な友情。すべて貼り絵で構成されたお話絵本。
内容説明
ぼんやりしていただけなのに、きがつくともんだいがとけていた。きっと、ぼくって天才だったんだ!とおもったのに、あれれ、びっくりこたえをかいたのは、ぼくじゃなかった。小学中級から。
著者等紹介
山岡ひかる[ヤマオカヒカル]
1967年、愛知県名古屋市生まれ。三重県四日市市にある子どもの本の専門店メリーゴーランドが主催する「絵本塾」で絵本制作にとりくむ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
40
勉強ぎらいな男の子と、男の子の手を勝手に動かし、正解を書いてしまうえんぴつのお話。鉛筆に勉強をまかせて怠けてしまうのかと思いきや、知識欲に飢えた鉛筆と競いあうように、バリバリ勉強する子になるお話だった。そして、勉強すればするほど、えんぴつはちびていき・・・。消えゆく自分の身もかえりみず、男の子に勉強してくれとうながすえんぴつはかせ。最後はちょっとうるっときた。2017/12/03
こふみ
19
えんぴつはかせ、我が家の中3男子に欲しかった(私にも)!2025/03/18
鈴
11
小学生向け。これを読んで、えんぴつを大事に最後まで使おう!とか、勉強頑張るぞ!って気持ちになってもらえたら、母は嬉しい♪とにかく息子は笑いっぱなしだった。2013/02/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
覚書 『司書と先生がつくる学校図書館』より3年生向け。2021/03/28
THT
2
子供の頃「誰かが宿題してくれたらなあ」と思った事の絵本版です。 中学年の読み聞かせ用に良いかなと思い読みました。 読み聞かせには小学校2、3年生にちょうど良いと思います。2012/03/10