ランカ―にほんにやってきたおんなのこ

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ランカ―にほんにやってきたおんなのこ

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 23X25cm
  • 商品コード 9784034351505
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

主人公のランカは、花や緑あふれるふるさとの国から日本にやってきた10歳の女の子。日本語はまったくわかりませんが、日本の小学校に入ることになりました。下駄箱で靴を履き替えたり、体操服に着替えたり、給食があったり……と、ランカが行っていた学校とはちがう毎日にランカは一生懸命ついていこうとするのですが、ある日、ふるさとを思い出して木登りをしたとき、クラスメイトの男の子に足をつかまれて、「なんでひっぱるの」の思いで胸がいっぱいになり、泣き出してしまいます。するともう一人泣きだした子がいました。足をつかんだ男の子です。二人はまだ言葉は十分に分かりあえませんが、このとき、なにかがランカに伝わりました。
主人公ランカのふるさとがどこの国かは明示していません。この絵本は受け入れる側にいる日本のこどもたちに届けたい一冊ですが、日本語を学び始めの子にも読めるよう、文章はすべてひらがなにしています。

内容説明

とおいくにからやってきて、にほんのしょうがっこうにかよいはじめたおんなのこ、ランカ。ランカのくにのがっこうとはちがうところもいろいろあります。ことばもよくわからなくてとまどうランカはあるひ…。小学校低学年から。

著者等紹介

野呂きくえ[ノロキクエ]
1960年横浜生まれ。東海大学文学部北欧文学科フィンランド語専攻卒業。フリーでフィンランド観光局にて観光案内やサンタクロースの通訳をする。その後日本語教師として、日本学術振興会研究員に日本語を教え、現在は小学校や中学校で、外国につながりのある子どもたちに個別で日本語を教えている

松成真理子[マツナリマリコ]
1959年大分生まれ。絵本に『まいごのどんぐり』(児童文芸新人賞受賞 童心社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

66
フィンランドからやってきた女の子ランカ10歳。新しい学校では、言葉も通じず文字も読めない、なんだか地球にひとりぼっちの気分。大きな木見つけた!登りたい。みんな何か言っている。「アブナイ」っていけないこと?わたしの国の言葉で「ありがとう」って言ってみた。みんなにっこりした。え!わたしの言葉がわかるの?わたし友だちができた。ちょっと学校が楽しくなってきたよ!野呂きくえさんは日本の学校に通う日本語が母語ではない子供に日本語を教えて25年になる。彼女が言うに、いちばん大切なことはその子が楽しんでいるかということ。2020/04/10

ヒラP@ehon.gohon

26
来日した子に日本語を教えている視線があるから書けるお話ですね。 親の都合で日本にやって来たランカは、日本語も解らず、学校のきまりも解らず、文化の違いにオロオロするばかりです。 そんな不安を取り除いていけるのは、やっぱり友だちですね。 心の準備や、知識もないままに飛び込んだ日本社会です。 今では多くの来日児童、生徒がいるのですから、大人としても出来ることはありそうですね。2020/07/24

たまきら

23
言葉が全く分からないけれど、わたしがんばってる。でも、まわりもがんばっている。少しずつ少しずつ歩み寄っていく…そんな小さいけれど大きな勇気を感じるあたたかい絵本でした。2020/11/25

ケ・セラ・セラ

17
ランカ10歳、両親の仕事の関係で言葉が通じない文化も異なる日本へ。ここ日本では当たり前のことが万国共通なわけではない。「ちきゅうにひとりぼっちのきぶん」自分がたったひとり見知らぬ世界に放り込まれたと想像してみよう。小中学校に日本語の全くわからないままやってきた異国の子どもが増えている昨今。作品のように言葉は通じなくても何か気持ちが伝わる瞬間から距離が縮まるといいのだけれど。2020/08/11

ツキノ

14
(E-243-491)10歳の女の子ランカが両親とともに日本にやって来て、学校でのとまどいを描く。当然ことばは通じず、ふるさとの学校や友達を恋しく思う。木にのぼったのをきっかけに友達に。危ないから、と止めた男の子もランカ同様、泣いてしまうのに心打たれる。外国から来た子がクラスメイトになるのは、特定の地域のみならず、多くの学校で実際にあることだろう。2020/10/10

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