こぶたのレーズン

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  • サイズ A5判/ページ数 90p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784034316108
  • NDC分類 K993
  • Cコード C8397

出版社内容情報

小人のマノーのカボチャの家に、ちっぽけなコブタがやってきました。一緒に暮らし始めた二人の毎日は愉快でおかしなことばかり!

内容説明

かぼちゃの家にすんでいるこびとのマノーのところにやってきたのは、小さなみどりのこぶたでした。ふたりでくらす毎日はゆかいでおかしなことばかり!ハンガリーではだれもが知っている国民的キャラクター「こぶたのレーズン」のおはなしシリーズ第1巻。小学校低学年から。

著者等紹介

アーグネシュ,バーリント[アーグネシュ,バーリント][´Agnes,B´alint]
1922年ハンガリーのアドニ生まれ。幼少の頃から物語を書くのが好きで、14歳のとき雑誌で連載を持つようになり、19歳で長編小説を発表する。ウィーンでイラストレーションとデザインを学んだ後、新たに設立されたハンガリーのテレビ局に入局。脚本家・演出家として30年近く勤務し、ハンガリーの子ども向けテレビ番組の基礎を築いた。その傍ら執筆活動にも力を入れ、児童文学者としても活躍。外国語にも長け、『ぞうのババール』ほか翻訳書も多数

ベラ,ブローディ[ベラ,ブローディ][Vera,Br´ody]
1924年ハンガリーのブダペスト生まれ。ハンガリーを代表する人形デザイナー。最初は音楽や演劇を学び、のちに人形や舞台デザイナーとして活躍。1951年から国立人形劇場にたずさわり、ハンガリーで初めてのテレビ・人形アニメ「MAZSOLA(レーズン)」の人形デザインを担当した。1968年パリへ移住

内川かずみ[ウチカワカズミ]
1979年静岡県生まれ。大阪外国語大学(現、大阪大学)比較文化・ハンガリー語専攻卒業。現在、ハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学(通称:ELTE)日本学科で日本語教育にたずさわりながら、翻訳や子どもの本関係のコーディネーターとして、ハンガリーの文化や絵本の紹介につとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

marumo

28
ハンガリーの国民的キャラクターだって。レーズンサイズの緑のこぶたとかぼちゃの家に住む小人のマノーのおはなし。勝手に「ふたりはともだち」みたいなはなしかなぁと思ってたんだけど? レーズン、ダメダメじゃん。あまったれ、わがまま・きままで「マノーちゃん、だっこしてー」とか「にんじんもってきて、マノーちゃん」だって。うっ、か、かわいい!! そしてマノーはすっごい立派なおとな。子どもにこんな風に接することができたらなぁというお手本みたい。意外性抜群だった。2017/10/09

mntmt

24
こぶたのレーズン。甘えん坊なところがかわいい。小人のマノーはとっても優しい。ハンガリーの人気キャラクターだそうです。2016/09/30

花林糖

17
(図書館本)ハンガリーの国民的キャラクター「こぶたのレーズン」。ダメダメレーズンと優しい小人のマノーのお話。短編5話。マノーとレーズンのやり取りがとってもいい。ブローディ・ベラの挿絵も◎。(購入)2017/02/14

おはなし会 芽ぶっく 

16
小学校特別支援学級ブックトーク。(5・6年生) ハンガリーの絵本。ちっぽけで緑色、まるで干しブドウのようだから『レーズン』という名前のこぶた。このレーズンが、ある日こびとのマノーの家を食べてしまいます(マノ―の家はカボチャ)。そこから話が始まります。5話。あとがきにもありましたが、カラスじいさんがいう言葉に対して「ひとりですむのだって、らくじゃないさ。それにだれかといたら、それだけでたのしく時間がすぎるもの。」というマノ―の言葉が心に残ります。2018/06/25

R子

13
小人マノーの住むカボチャの家にやってきたのは、「ブドウパンに入っているレーズンみたいにちっぽけ」なこぶた。2匹は一緒に住むことに。こぶたのレーズンが、大好きなお話を繰り返しマノーにねだったり、憧れのみどりのこぶたに近づこうと努力したりする姿が可愛い。言ってしまったことを後悔してしゅんとしているところも。シリーズでもう1冊でているのでそちらも近々読みたい。2016/07/09

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