内容説明
ぼく、ねずみのジョン。一年生の教室のすみで、せいとたちのおべんとうのおこぼれをたべてくらしているんだ。ある日のこと、せいとたちがみんなでぼくの名まえをよんでいるじゃないか。びっくりしたよ、もう。でもその日から、ぼくは、字というものをならいはじめたのさ…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
小学校1年生の教室に住んでいる子ねずみのジョン。子どもたちが帰ってからこっそり教室で食べものを探します。ある日自分の名前を呼ぶ声が聞こえ、ジョンは自分の名前を知ります。食べもの探しだけではなく、チョークを使って字の練習を始めますが…。2020/08/17
olide
6
小学校の戸棚の後ろにこっそりと住んでいる、茶色い小ねずみのジョン。授業で自分と同じ名前を使って字の練習をしていることに気付き、子どもたちが帰った後、チョークを両手に抱えて字の練習を始める。 初めて勉強した時はとても楽しい気分だったな、と小ねずみを通して思い出した。「ジョン」の字を一人で(一匹で?)毎日練習する姿が可愛くて応援したくなる。それにしても、ねずみが出てくる物語はどうして食べ物もこんなに美味しそうなのか。2014/09/07
みとん
1
古いけど、タイトルかわいいし、内容も興味あったので「(たった1人の)1年生にどうかな?」と思って読んでみた。ブックトークにいいかも!ってことでメモ。ジョンって上手にかけてないところがカワイイ!まぁ、小学生ってシツソンが書きわけできない子多いしね。そういう意味では全校?ネズミが教室に出たら、普通なら衛生面を真っ先に考えて駆除するのに、人形の家まで用意して、クラスに迎え入れるって、いい先生だよね。ちょっと『レミーのおいしいレストラン』と似てるかも。1年生が1人でも充分読める、文字の大きさ、多さ、内容です。2013/11/28
-
- 洋書
- The Rámáy…