- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 民話・神話・古典読み物
出版社内容情報
平治の乱で平家に敗れ,伊豆に流された源氏の少年武者頼朝が,後年関東で旗上げし,平家を滅ぼして,鎌倉に幕府を開くまでを描く。 小学校中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
25
今読むと、どーしても大河の頼朝様の情けな~い顔がうかんできてしまうのですが、それはそれ😅。平治の乱~挙兵~征夷大将軍になるところまでを駆け足でなぞっています。神に護られた男!っていうのが全面に押し出されています。2022/08/06
ume 改め saryo
23
傑物がどうして弟を信じれず、奇行を繰り返すのかがまだ描かれていませんね。 血なまぐさいところが少ないないのも、子供向けのいいところですね(^^) この物語自体、想像や創作が随所に出てくるものなので、真実をとらえるより、流れに身を任せたいと思います(笑)(*^0^*)/2014/05/22
マッピー
16
私は頼朝があまり好きではない。まず第一に器が小さい。疑心暗鬼に陥ったあげく、血の繋がった弟であろうが容赦なく殺す。源氏の棟梁でさえなかったら、どうしてついていこうと思うものか。これは絵本なので、そういうドロドロした部分は今回描かず、頼朝が人の心の優しさによって命拾いをした部分をメインに、征夷大将軍になって鎌倉に幕府を開いたところまでとなっている。運が頼朝に味方したしたというのもあるだろうけど、やっぱ、器じゃないと思うのだよなあ。2024/02/17
ヒラP@ehon.gohon
12
源頼朝は冷酷さと猜疑心の深いところが好きになれない人物です。 それでも、絵巻物語のこの巻では、頼朝が多くの苦難に際して幾多の運に助けられたこと、人間味ある人物に描かれていて、権力がいかに人を変えていくのか、歴史事実の中で、重要な部分だと感じました。 源頼朝も日本の歴史上のキーパーソンなのですね。 時間の流れも分かって興味を持ちました。2017/07/03
ネジとサビ
10
おはなしはもちろん楽しめたのだが、この絵本を作るにあたって、幼い読者に向けて心を砕いたあれこれが『はじめに…』に書いてあって、それが実に面白かった。さぁ、次も読んでみよう!2022/02/23