ねえ、おぼえてる?

個数:

ねえ、おぼえてる?

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月01日 17時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B4判/ページ数 40p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784034254004
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

「ねえ、おぼえてる? パパと3人で、野原へピクニックにいったときのこと」

明かりを消したあとのベッドでかわされる母と子の親密な会話。

喜びと痛みをともなう思い出を受けとめて、新しい人生を歩みはじめる2人をてらす朝の光。

絵本の可能性をきりひらく作品で、世界から注目を集めるシドニー・スミスが、自らの子ども時代の体験を3年がかりで描いた、心ゆさぶる絵本。

内容説明

「このことも、いつか思い出にできるかな」明かりを消したベッドでかわされる母と子の親密な会話。喜びと痛みをともなう思い出とともに、新しい人生を歩みだす2人にさす美しい朝の光。絵本の可能性をきりひらく作品で、世界から注目されているシドニー・スミスが、自らの子ども時代の体験を3年がかりで描いた心ゆさぶる絵本。

著者等紹介

スミス,シドニー[スミス,シドニー] [Smith,Sydney]
1980年、カナダのノバスコシア州に生まれる。『おはなをあげる』(ジョナルノ・ローソン作)によりカナダ総督文学賞を受賞。『うみべのまちで』(ジョアン・シュウォーツ文)と、初めての自作絵本『このまちのどこかに』により、2作連続でケイト・グリーナウェイ賞を受賞。『ぼくは川のように話す』(ジョーダン・スコット文)によりボストングローブ・ホーンブック賞を受賞

原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒業。『ぼくは川のように話す』により産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

61
シドニー・スミスが自らの子ども時代の体験を描いたのだと、カバーそでに。痛みを伴う思い出・・・絵の暗さと光の量の変化に、ママとぼくの心の変化が映されている。子ども時代に何があったのだろう。読み手にも暗く重い雲が垂れこめる。しかし、夜が明けて街の上に太陽が、まるで魔法みたいに昇ってきた!「この朝をわすれない」と思ったシドニー・スミス。絵が、素晴らしい。2024/06/06

紫綺

57
ねえ、おぼえてる?明かりを消したベッドで交わす母と子の会話。楽しいこともあった、悲しいこともあった、辛いことも苦しいことも…。それでも明るい朝、おぼえてるのは楽しいことであってほしい。絵本2024/07/05

たまきら

44
読みながら、ご家族の状況を思いました。何も状況が書かれていませんが、パパと別れたことは伝わってきます。静かな説明のないお別れは、大人の状況がよくわからない子どもの心境を思わせます。世界が変わっていく…。けれども、また夜明けが来る。新しい朝が来る。そして今日もどこかで、親やその国の都合で戸惑っている子供たちがいる…。2024/05/10

よこたん

41
新しい門出の朝を迎える前に、母と男の子がベッドの中でささやきを交わす、「ねえ、おぼえてる?」と。色々あったけれど、いつかはみんなキラキラした光を帯びた思い出になる。楽しいことばかりではなかったとしても。その時、確かにそこに笑顔はあり、優しい眼差しもあったのだから。ちょっと陰りを帯びた表情や、戸惑う気持ちが見事に仄暗いベッドに浮かび上がる。そして、朝の光が希望という名の粉をまとってふたりに降り注ぐ。きっと、大丈夫。大切な記憶を胸に抱いて、これから一歩ずつ、新しい暮らしへと進んでいけるだろうから。2024/06/22

瑪瑙(サードニックス)

33
「ねえ、おぼえてる?」ベッドで母と息子がお互いに問いかけ、覚えていると思い出を語り合う。大きな町に二人だけで引っ越してきた夜のこと。やがて迎えた朝を忘れないと息子は思う。きっと大きな何かがあって二人だけで大きな町へ出てきたのだろう。不安だらけの中で二人で語り合うことでお互いを励まし合っているように感じる。朝の光が未来への明るさを予感させる。心を揺さぶられる絵本でした。2024/12/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21813605
  • ご注意事項

最近チェックした商品