出版社内容情報
動物学者であり写真家でもあるセトル夫妻は、一歳の娘アリアンヌを連れてアフリカへ。野生動物とのすばらしい出会いを収めた写真集。 小学校低学年から
内容説明
「かぞくはいっしょがいい」と、パパはいった。それで、あるきはじめたばかりのアリアンヌもアフリカとアマゾンにいったんだ。サイやライオン、シロウアカリ、ウーリーモンキーとアリアンヌは、なかよしになった。野生のどうぶつとともだちになったんだよ!その出会いはアリアンヌのなかでどんなかたちでいきつづけるのだろう。写真家・動物学者のセトル夫妻は、一歳の娘アリアンヌとアフリカへ。動物との心のふれあいを写した写真絵本。小学初級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
86
フランスで獣医の両親の元に生まれた女の子アリアンヌが、両親の仕事についてアフリカやアマゾンに行き、行く先々で野生動物と仲良くなる驚異の写真絵本。「野生動物に近づけるのは危険だ」と決めつけるのではなく、「野生動物と遊ぶルールはアリアンヌ自身に決めさせよう」という方針。最初はサイの赤ちゃんと一緒に泥まみれで遊ぶ。チーターやライオンの赤ちゃんとも友達に。その後も、ダチョウ、ミーアキャット、ケープカツオドリ、ヒョウモンガメ、クロクモザル、ウーリーモンキー、ヨザル、カピバラ達と触れ合う写真が一杯。2016/05/14
みーなんきー
19
動物学者の母と、野生動物の写真家の父を持つマリアンヌはまだよちよち歩きの赤ちゃんだが、家族でアフリカへ行く。両親が動物好きな事もあるが、マリアンヌを自由に野原で遊ばせ サイのいる泥池にも入れる。すると、あろうことか赤ちゃんと野生動物が仲良くなり交流する。冷静に考えると病気やケガの心配が尽きないが、お互い心を通わせ仲良く遊ぶ姿は驚異だ。チーター、さる、カピバラなどの野生動物と可愛らしい裸の赤ん坊の写真は、何故かとてもしっくりきていて、動物好きにはたまらない本だと思います。2017/02/04