もりのあさ

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もりのあさ

  • 出久根 育【作】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 偕成社(2025/04発売)
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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784033503301
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

女の子は、朝もやが残るころにカゴを持って森へと出かけていきます。
まだ目覚めたばかりの森。クモの巣には宝石のような朝露が光り、鳥たちは遠慮がちにおしゃべりをはじめ、やがてリスたちも枝の上に姿を見せます。目の前にある森は、夜になるといったいどんな様子をしているのでしょう? 鳥たちはどこで眠りについて、リスたちの赤いしっぽはどんな色に見えるのでしょう? いつものベリーを摘むお気に入りの場所で、女の子は目をつぶって夜の森のことを想像しはじめます。咲いているはずの花や、空の上の方に見える月、飛んでいるものたちや、足音を忍ばせて歩くものたちのことを。まだ今は、自分の周りの小さな世界のことしか見ることができないけれど、女の子はまるで森と共鳴しているように、静かで優しい夜の森をありありと思い浮かべることができるのでした。みずみずしい朝の森と、密やかな夜の森が絵本の中に広がります。

著者等紹介

出久根育[デクネイク]
1969年東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。『あめふらし』で2003年BIB(ブラチスラバ世界絵本原画展)グランプリ、『マーシャと白い鳥』で2006年日本絵本賞大賞を受賞。2022年、チェコの西ボヘミア大学・ラジスラフ・ストナル・デザイン・芸術学部シンポジウムにて、イジー・トルンカ賞受賞。2002年よりチェコ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がらくたどん

57
読みながら深呼吸するとページの間から朝靄の残る森の少し湿り気のある木立の深い香りやちょっと甘い木の葉の香りが立ち昇る。モノトーンの画面なのに朝露の形にならない反射光が目に眩しい。籠を持って森を進む女の子は独りだけど、起き出した小動物の気配や眠りにつく鳥たちの深い呼吸の存在感でちっとも寂しくはない。いつしか私も目を閉じて夜の森の姿を想う女の子になっている。「タン!」野ウサギが大地を蹴る音。書かれた文字が驚くほどよく響く。あ~、ビックリした。私も目を開けてページをめくると、靄は晴れて朝の光が満ちていた。秀作♪2025/05/29

とよぽん

56
この絵本、落合恵子さんが番組の中で紹介していらっしゃった。出久根育さんの作品は何冊か読んだ。20年以上前からチェコ在住で、この作品の「もり」にも反映されているのだろう。女の子は朝の森に木いちご摘みに出かける。森の様子を五感で感じ取る描写がすばらしい。画風は「ペンキや」とは大きく異なり、ブリッタ・テッケントラップ作品の画風に通じるような印象だった。森とそこに住む生き物たちのビジュアルがとてもよかった。2025/07/26

モリー

50
もりのあさの輝きを伝える絵本。夜の森を想像させることで朝の森の素晴らしさが際立ちます。出久根育さんの絵は好みが分かれるかと思いますが、私は好みです。水彩絵の具で描かれたのでしょうか。朝の柔らかい光に包まれる女の子の表情がとても穏やかで、見ている私の気持ちまで穏やかになりました。2025/06/26

ぶんこ

47
朝もやの頃に森へ行き、「朝陽が森に満ちていく」なんて美しい表現でしょう。鳥がさえずり、木々の葉がキラキラしています。朝陽で赤く染まる様子が大好きなので、この森に行きたい!胡桃の葉は甘酸っぱいいい匂いなんだ。2002年からチェコ在住とのこと。チェコの森の様子にホノボノ。鳥や鹿、リスたち。花や木も生きとし生けるものの愛おしさが伝わってくる絵本でした。2025/05/28

陽子

37
ふんわりとやわらかで優しい絵がめくるたびに心地よい絵本。あさもやの残るころに、森に出かける「わたし」。木の葉の香、苔の感触、露に映る森。「(小さな森が映っている朝の露を)もってかえってたからばこにいれたい」この一文が一番好き。 「わたし」は、森の中で様々なものを見つけながら、いろんな疑問を呈する。そこから空想がめぐる夜の森。 朝の森と夜の森の対比がイマジネーションをくすぐる。森の香りや優しい光を感じられる素敵な世界。2025/08/09

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