ぼくとお山と羊のセーター

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ぼくとお山と羊のセーター

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784033502502
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

秩父の山間のたった3軒だけの集落で育った著者が、その子どものころの思い出を描いた絵本。畑を耕し、牛や鶏を飼い、自家製のお茶まで作る自給自足の生活の中で、育てた羊の毛で作ってもらうセーターを心待ちに過ごした1年を四季のめぐりとともに描きます。自然の息吹までが感じられる山の風景と、その山につつまれて、たくましく暮らす家族の姿には、たんなるノスタルジーをこえた、溌剌として生きることの喜びがあふれています。

内容説明

秩父の山間のたった3軒だけの集落で育った作者の少年時代を描いた絵本。畑を耕し、牛や鶏を飼い、自家製のお茶まで作る自給自足の生活の中で、育てた羊の毛で作ってもらうセーターを心待ちに過ごした1年を四季のめぐりとともに描きます。自然の息吹までが感じられる山の風景と、その山につつまれて、たくましく暮らす家族の姿には、たんなるノスタルジーをこえた、溌剌として生きることの喜びがあふれています。5歳から。

著者等紹介

飯野和好[イイノカズヨシ]
1947年、埼玉県秩父郡長瀞町の山間にあった荒川沿いの3軒の集落に生まれ、少年時代を過ごす。セツ・モードセミナーでイラストレーションを学ぶ。「小さなスズナ姫シリーズ」により第11回赤い鳥さし絵賞、『ねぎぼうずのあさたろう その1』により第49回小学館児童出版文化賞、『みずくみに』により第20回日本絵本賞を受賞。股旅姿の読み語り公演で全国を歩いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

35
家で育てたヒツジの毛で、自分のセーターを作るなんて、なんと贅沢な思い出でしょう。 飯野和好さんの思い出をそのまま絵本にした、とてものどかな絵本です。 ドラマチックな展開ではありませんが、とても牧歌的な風景が印象的です。2022/12/06

kayo

32
【2/10はニットの日で選書中】飯野さんの実話。飯野さんは1947年生まれ。義父母と同じくらいの時代を過ごしてる作家さんだったんだ。少年時代は戦後の困難が少し和らいだ頃だろうか。秩父の山村で羊を飼い、蚕を育てる。家族一緒に働き寝起きし自給自足で生活する。次に刈る羊の毛は自分のセーターになる、それを楽しみに家族を手伝う。刈られた毛は専門の人が染め、編まれたセーターは手編みじゃなくて機械編みなのが実話らしくて良い。実家の母も編機持ってた。便利だけど複雑な現在を他所に置いて、こんな暮らしがしたくなる。2023/01/09

りらこ

27
懐かしい羊の匂いと、もこもこした毛に掌を埋めた時の温かさを思い出す。 でもそれは自分のための羊ではなかったので、ぼくのセーターになる楽しみと嬉しさはひとしおだろう。 主人公の生き生きとした生活は、今なんでもコンビニやスーパーやどの地方でも同じお店の並ぶショッピングモール(それはそれで貴重な存在だが)にて手に入る生活から見るとかけ離れている。 だから憧れる。生活に緑や季節や香りが立ち上っている。2022/08/15

Totsuka Yoshihide

21
飯野和好著、(2022)、『ぼくとお山と羊のセーター』、偕成社。埼玉県浦和市(現さいたま市)の生まれなので、読了後に秩父の風景が目の前に広がってきた。 幼い頃に豚や鶏を飼っていた親戚宅に行くと、独特の匂いがして、作中にあるツーンという表現に深く共感。 絵本の終わりの方に、著者が小学四年生のときの写真が映っています。育てた羊の毛を紡いだ毛糸で、セーターをあんでもらうなんて素敵だなと思いました。 便利な世の中だけど作中の山の中の暮らしに憧れるのはなぜだろう。2025/03/22

うー(今年も遅くなります)

20
〈絵本〉絵本作家飯野和好氏自伝のあったかい1冊。家族みんなが仲良く当たり前のように家のお手伝いをする子ども達。モッコモコの羊の毛で自分だけのセーターを編んで貰うという優越感。濃厚な四季折々の生活が羨ましくなる。これは何時頃のお話?と読み進むと最終ページに飯野氏の写真が掲載されていた。(1956年、小学4年生の飯野氏)2023/07/01

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