あくまとけしのみ

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あくまとけしのみ

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784033502403
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

「真夜中12時ぴったりに、教会の十字架のまえで、鉄のくぎを1本もつかっていない3本足の木のいすにのると、あくまがあらわれる。そのとき、あくまの大好物のけしのみをまきながら逃げると、あくまはけしのみを拾うのにむちゅうになって、追いかけてこない、という話だ。」

おじいちゃんからこんな言いつたえを聞いたぼくは、夜中にこっそり家を抜けだして、教会へむかった。いすにのって、12時の鐘の音を待つと--なんと、本当にあくまがあらわれた! でも、このあくま、なんだかちょっとへんなんだ。「うえーん、まってよぅ、けしのみいっぱい食べたいよぅ」なんて、泣くんだもの。

それでぼくは、あくまにもっといいものをごちそうするために、とっておきの場所へ案内してあげたんだ。

スロバキア在住の作家が、地域につたわる言い伝えから想像を大きくふくらませて創作した、楽しい物語。
村の家並みやこぢんまりとした教会などが丁寧に描きこまれ、中欧の雰囲気がたっぷり味わえます。

内容説明

まよなか12時ぴったりに、きょうかいの十字架のまえで3本あしの木のいすにのると、あくまがあらわれる―。おじいちゃんからこんないいつたえをきいて、ぼくはさっそくためしてみた。するとなんと、ほんとうにあくまがあらわれたんだ!でも、このあくま、おもっていたのとちょっとちがうみたい…。4歳から。

著者等紹介

洞野志保[ドウノシホ]
1977年北海道生まれ。スロバキア在住。女子美術大学美術学科洋画・版画コースを卒業後、2004年から2006年までスロバキアのブラチスラヴァ美術大学に留学し、ドゥシャン・カーライ教授のもと版画学科サプリメンタルコースで学ぶ。2010年に、スロバキア民話を再話した初めての絵本『まるきのヤンコ』(福音館書店「こどものとも」)を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。