うちのおかあちゃん

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  • サイズ B4判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784033502304
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

おかあちゃんは、ほとんど目がみえない。
三味線をひくのがうまい。口が悪くて、えばっていて、たくましい。
ひとりでどこへでも出かけていく。
みんなのことが、ぼ~っとゆうれいみたいにしか見えていない、
と言っていたおかあちゃんの目が、ある日とうとう、何も見えなくなった。
その日だけ、おかあちゃんが泣いた。
でもおとうちゃんの一言
「目も悪くて、口も悪くて、意地も悪い。それはヘレン・ケラーじゃな」で、
お母ちゃんは笑顔に。
「ようし、こうなったら、日本一のヘレン・ケラーになっちゃるで」

作者の小手鞠るいさんが目の見えないお母さんに心を寄せて描いたフィクション。
全て岡山弁でつづる。(小手鞠さんは岡山出身)
エピソードは、実際あったことばかりなので、リアリティがある。
障害のある人が身近にいたら、障害を特別と思わず普通のこととして受け入れる、
そんな世界を子どもたちに知ってもらいたくてと書かれた作品。
ダイナミックなこしだミカさんのイラストがストーリーを盛り上げている。

内容説明

“口ごたえ、すな。子どもというもんは親のいうことをきくもんじゃ。”目が見えない、口がわるい、いじもわるい。でも、ガッツがあって、やさしくて美人の!?おかあちゃん。5歳から。

著者等紹介

小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年岡山県生まれ。同志社大学卒業。小説家。詩とメルヘン賞、海燕新人文学賞、島清恋愛文学賞、ボローニャ国際児童図書賞などを受賞。2019年には『ある晴れた夏の朝』(偕成社)で、日本子どもの本研究会第3回作品賞、小学館児童出版文化賞を受賞。1992年に渡米、ニューヨーク州ウッドストック在住

こしだミカ[コシダミカ]
1962年大阪府生まれ。絵本作家、立体造形作家。海洋生物学者に贈られる「神戸賞」の受賞トロフィーや絵を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

47
私の中では小手鞠さんが絵本作家とは認識していなかったので驚きました。また実話であることも。目が悪くなる前から三味線や民謡を習い、教えるようになっていたと思ったら、なんと悪くなってきてから始められたそうで、それも驚きでした。(こちらは読後に検索して知りました)「病は気から」と言いますが、元気をもらえるお母さんでした。2022/12/09

どあら

35
図書館で借りて読了。おかあちゃんの視力が落ちていってついには視えなくなるのは辛いお話です😢が、おかあちゃんはここで終わらない❗このパワフルさを見習いたいです😊2023/02/19

ヒラP@ehon.gohon

29
小手鞠るいさんのお母さんをモデルにした、実話が基になっているということで、とても重厚で現実感のあるお話になっています。 次第に目が見えなくなっていく不安というものは、いったいどんな感じなのでしょうか。 お母さんは恐怖を感じつつ、明るく受け止めようと見せていますが、その力強さには圧倒されるばかりです。 次第に視界が悪くなり、とうとう全盲になったときの悔しさは、切実な悲鳴に聞こえました。 それだけの重い話なのに、岡山弁で語られるこのお話は、人情味たっぷりで、ユーモラスであり、哀愁があります。 2023/02/01

anne@灯れ松明の火

25
JPIC絵本アワー「こんにちは、絵本たち!」オンラインセミナーで紹介され、予約。小手鞠さんが、目の見えないお母さんをモデルに描いたフィクション。おかあちゃんはほとんど目が見えない。でも、とてもたくましい。元気いっぱい。家族を愛し、お弟子さんを導く。途中、完全に失明してしまい、一度は大泣きするが、やはりすぐに立ち直る。障がいもない私たちの方が励まされてしまう。こしだミカさんの絵も、元気いっぱいで、お話にピッタリ!2022/09/25

ヒラP@ehon.gohon

21
Sカフェで読み聞かせしました。障害に関心を持つ人たちが聴いてくれたので、響くものがありました。2023/01/18

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