出版社内容情報
北の町にすむ5歳のかなちゃんは、パンダのぬいぐるみ「パンパン」ととってもなかよし。
大雪がふったある日、かなちゃんは大きな雪だるまをつくって、赤いマフラーを巻いてあげました。
すると、その夜、だれかが窓をたたきます。パンパンがその音を聞いて、カーテンをあけてみると、そこにいたのはあの雪だるま。「おはなししようよ」そういってパンパンは雪だるまをまねきいれ、あたたかい部屋で楽しくお話しをしました。かなちゃんはなにも知らず夢の中。
つぎの朝、部屋の床がぬれていて赤いマフラーがおちています。かなちゃんは「これ、ゆきだるまにまいてあげたんだけど」とふしぎそう。
長年、福音館書店の編集者として数多くの名作絵本を手がけてきた唐亜明と、あざやかな色彩と親しみのある線、ユーモラスな表情で人気の絵本作家・イラストレーターの高畠純が織りなす、かわいくてふしぎな、ひみつのお話です。
内容説明
「いっしょにあそぼう」5さいのかなちゃんとぬいぐるみのパンパン、そしてふしぎなゆきだるまのなかよしでたのしいおはなし。3歳から。
著者等紹介
唐亜明[トウアメイ]
1953年、中国北京市生まれ。新聞記者を経て中国音楽家協会に勤務し、日本の歌の訳詞に従事する。1983年に来日。早稲田大学文学部を卒業後、東京大学大学院総合文化研究科修了。福音館書店の編集者として定年まで勤め、多くの絵本を手がける。作家としても活躍し、おもな著書に『翡翠露』(TBSブリタニカ/開高健賞奨励賞)、絵本の文章に『ナージャとりゅうおう』(講談社/講談社出版文化賞絵本賞)などがある。現在は中国の児童書の出版社の編集長を務めている
高畠純[タカバタケジュン]
1948年、名古屋市生まれ。愛知教育大学美術科卒業。『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、『オー・スッパ』(講談社)で日本絵本賞、『ふたりのナマケモノ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
どあら
ヒラP@ehon.gohon
anne@灯れ松明の火
くぅ