出版社内容情報
ごろごろ ねがえり
こころは ぼんやり
なみの あいだを ぷかぷかり
無人島での冒険のお話「ロビンソン・クルーソー」にすっかり夢中の少年は、学校の仮装パーティーで、母親の力を借りて主人公ロビンソン・クルーソーに扮することになりました。
ドキドキして学校に行ってみると……「ロビンソン・クルーソー」を知らない友だちは、指をさして大笑いです。
「もう、かえりたいよ」
ショックのあまり少年は部屋に引きこもり、熱を出してねこんでしまいます。
しかしうなされたベッドの上で待っていたのは、大海原での船の旅、そして自給自足からなる、たったひとり無人島での心おどる大冒険だったのです。
国際アンデルセン賞をはじめ数々の賞に輝く、チェコ生まれの絵本作家ピーター・シスが、少年時代の成長へとつながった思い出を、幻想的なイラストレーションで描いた傑作。
内容説明
無人島での冒険譚「ロビンソン・クルーソー」に夢中の少年は、学校の仮装パーティーでその主人公になりきりますが、お話を知らない友だちは、指をさして大笑い。「もう、かえりたいよ」ショックのあまり少年はねこんでしまいます。しかしベッドの上で待っていたのは、心おどる、たったひとりの大冒険でした。国際アンデルセン賞をはじめ数々の賞に輝くチェコ生まれの絵本作家ピーター・シスが、少年時代の思い出を幻想的なイラストレーションで描いた傑作。小学校低学年から。
著者等紹介
シス,ピーター[シス,ピーター] [S´is,Peter]
1949年、旧チェコ・スロバキア生まれ。プラハの美術工芸学校とロンドンの王立美術大学で学ぶ。その後、短編アニメーションがヨーロッパで数々の賞を受賞。1982年、チェコ・スロバキア政府によってロス五輪の映像制作のためアメリカに派遣されるが、東側諸国のボイコット表明により、そのまま亡命。モーリス・センダックの知己を得てアメリカで出版の仕事をはじめる。絵本作品に『星の使者―ガリレオ・ガリレイ』(徳間書店1997年/コルデコット賞次点)、『生命の樹チャールズ・ダーウィンの生涯』(徳間書店2005年/ボローニャ国際児童図書賞)、『かべ 鉄のカーテンのむこうに育って』(BL出版2010年/ボローニャ国際児童図書賞)など多数。2012年国際アンデルセン賞受賞。アメリカ・ニューヨーク在住
〓柳克弘[タカヤナギカツヒロ]
1980年、静岡県浜松市生まれ。俳人。俳句結社「鷹」編集長。小学生のとき童話「ゆきうさぎ」が遠鉄ストア童話大賞を受賞、文学の面白さに目覚める。寺山修司に憧れ、大学では俳句創作に没頭。早稲田大学教育学研究科博士前期課程修了。専門は芭蕉発句の表現研究。2010年に句集『未踏』で田中裕明賞を受賞。Eテレ「NHK俳句」(2017年)および読売新聞「KODOMO俳句」選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
どんぐり
ぶんこ
chiaki
ふう