ちいさな はなよめぎょうれつ

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ちいさな はなよめぎょうれつ

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  • サイズ B5判/ページ数 32p/高さ 19X27cm
  • 商品コード 9784033484501
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

むかしむかしのお話です。あるとき、お姉さんが頭が痛くて寝ていると、枕もとでゴソゴソ音がしました。目をあけると、小さな小さな貴公子が立っていて、こういいました。「この部屋を馬車がとおるのを、お許しいただけないでしょうか? 妹がきょう結婚式をあげるのですが、雨で道がぬかるんでしまったのです。」しばらくすると暖炉から、白ネズミにひかれた小さな馬車がやってきました。乗っているのは、銀色のドレスを着た美しい花嫁です--。19世紀を生きたポーランドの女性社会運動家が書き残したおとぎ話を、日本オリジナルで絵本化しました。優美で繊細なお話にぴったりの絵で、贈り物にも最適です。

内容説明

まどごしに、銀色のドレスをきた、かわいいはなよめのすがたがみえました。ひざまでとどく金色のかみに、レースのベールと銀杯花の花かんむりをのせています。となりに、ハトのように白いかみの、ながいひげをはやした父親がすわっていて、白テンらしい毛皮と、そろいのぼうしにすっぽりうもれています。うつくしい描写がちりばめられた、知られざる名作を絵本化。19世紀ポーランドの女流作家がのこした、宝物のようなおとぎ話。4歳から。

著者等紹介

ジミホフスカ,ナルツィザ[ジミホフスカ,ナルツィザ]
1814‐1876。ポーランドの小説家、詩人、社会運動家。ワルシャワの小地主階級に生まれ、母親が幼いころに亡くなったため親戚の家で育てられた。女学校を卒業後、大貴族ザモイスキ家の家庭教師になる。しかし、この家族とともにパリに滞在して民主主義を知り、貴族社会と決別。帰国後、進歩的な人々との親交を深め、婦女子のための教育機関を設立するなど、ポーランドにおけるフェミニズム運動の先覚者となった。没後も未完だった作品や膨大な書簡が相次いで出版された

足達和子[アダチカズコ]
東京都生まれ。翻訳家、通訳。法政大学文学部日本文学科卒業後、ワルシャワ大学に留学。在学中に執筆した『日ポ・ポ日小辞典』が1982年にワルシャワで出版された。訳書に『ふゆのさくら 現代日本名詩選』(日ポ2カ国語版、1992年度日本翻訳出版文化賞受賞)がある。2015年、ポーランド大統領よりカバレルスキ十字勲章を授与された

布川愛子[フカワアイコ]
神奈川県生まれ。イラストレーター、デザイナー。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、広告イラストや書籍の装画、文具のデザインに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ままこ

71
部屋を通るちいさい人たちの花嫁行列。民族衣装も可愛いく、お返しも素敵✨布川愛子さんの愛らしい絵がぴったりな、古いポーランドの幸せな気持ちになれるお話。裏表紙の絵が好き。2023/07/07

みさどん

14
一人頭痛で休んでいると、豪華な小人のお嫁入行列に出くわすって、なんて素敵。あとで家族に話しても信じてもらえないくらい、一人の秘密になったのがまたいい。小人といっても馬車があり召使を従えた、豪華絢爛なもの。表紙は花嫁さん。病気になってこんな出来事に遭遇するって、子ども心に響く。これこそメルヘン。花嫁さんが悲しそうなのも想像をかきたてる。2024/11/30

退院した雨巫女。

10
《本屋》小さい花嫁の行列に、私も出逢いたいなあ。2019/12/17

あおい

9
ポーランドのお話。具合が悪くて部屋で寝ていたお姉さんが目を覚ますと小さい素敵な男性が枕元に。彼は馬車でこの部屋を通らせてほしいと頼んできて…絵が可愛らしいので小さな花嫁行列がさらに可愛く見えます。2023/06/06

憩子

3
ポーランドの古い童話。原文はとても美しいお話が、古いポーランド語で書かれているそうです。原題は「おばあさんのはなし」。体の調子が悪くベッドに寝ながら一人、留守番をしていた女性の部屋を、床下の小さな人たちの花嫁行列が通る話。訳者のあとがきによると、作者のジミホフスカはポーランドでもっとも早く社会問題に目覚めた女性としてきおくされているそう。物語の小さい人も体が小さいことではなく、社会で小さい存在としてしかあつかわれなかった人たちのことかもと書かれています。2020/11/24

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