内容説明
基本的な知識を与えながら、子どもたちの疑問に科学の光をあてます。やさしい説明とユーモラスな絵が、子どもたちの心をひきつけ、読みすすむうちに科学の基本が身につきます。本書は、「考える」とは何かを、楽しく教えるユニークな本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
27
絵と説明のシンプルさが絶妙、最近お気に入りの「はじめてのかがく」シリーズ。こんな抽象的なネタをどう解説するのかなぁとわくわく!いろいろな考え方がある中で、ひとつの考えに結びつく、それが"考える"ということ。そしてそこからまた考えを巡らせること。あとがきではミツバチの巣作りの知恵と人間の家作りの違いについて触れられる。"考える"という行為は、人間ならではの尊い能力であることを改めて感じた。一方で、人間は知恵もあるけど忘れることもある中、今後AIが台頭してきたらまたどうなるんだ…と考えてみてわからんくなる。笑2023/01/28