出版社内容情報
「事件編」を読んで犯人を推理し、「解答編」で答えがわかる2部構成。「犯人当てクイズ」も楽しめる、ゆかいな探偵読物シリーズの最新刊。今回は3つの事件が入っています。「ひっこしてつだい事件」、「ミス・ラビットにはかなわない」そして「バスカビル家のネコ」です。
「ひっこしてつだい事件」では、バイト先で事件を解決。「ミス・ラビットにはかなわない」ではバイト先でつぼマニア女泥棒ミス・ラビットとでくわします。「バスカビル家のネコ」では、あやしい数学者バスカビルさんの家に宝物探しに呼ばれますが……このバスカビルさん、みたことのある人もいるかも……。
注意深く文章を読んで、絵を見れば、ミルキーより先に犯人を見つけられるかもしれませんよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
47
ミルキー杉山の名探偵シリーズ21。①探偵の仕事がないので引っ越しのバイトをする。車がないので電車で家具を運ぶという暴挙w。マンション2階の五反田さんが強盗にあい何か固いもので頭を殴られた。そばには水のあふれた金魚鉢。②エジプトみやげの壺を狙うミス・ラビット。③バスカビル家のネコ。[15][74][91]のうち一番大きいのはどれだ?ヒントは果物。▽簡単だな2019/06/13
マカロニ マカロン
9
個人の感想です:B。新聞広告で見た紹介の中に「バスカビル家のネコ」というのが気になって読みたい本に登録していたが、やっと読めた。ともことたかしの二人の子育てをしながら探偵をしているミルキー杉山が主人公。このシリーズは20作以上出版されているようだ。この探偵は騙されやすく腕は良くないが、二人の子どもが名推理をする。中川大輔さんの味のある挿絵が全ページに入っているので、それもヒントにしながら事件の謎を解いていく趣向は楽しい。殺人事件は起きないので、気楽に読める。2019/07/28
くぅたん
5
めっちゃ登場人物増えてる!シリーズ何冊出てるんだろう。 私の地域の図書館は、保守的(?)安定感ある選書だから、このシリーズの配架、結構議論したのでは?もしくは世代交代か?なんてちょっと思った(笑)2021/03/12
おひさま家族
4
小4次男読了。2019/11/18
kabeo
3
小学生の頃、夢中で読んでいた娘も中3になりましたが、年に一度のの新刊は楽しみにしています。何となく犯人は分かるんだけれど、完璧な答えじゃないような3つのお話でした。簡単そうで奥深いです。探偵の仕事が少なくバイトしている設定がリアルです。今回はたつ子が出ず、残念ですが、代わりにともこが鍵をにぎりましたね。2019/05/26